タマナヤガ

2015・8・26 豊川市上長山(94m)

食餌・多食性で多くの作物につく

 

地色は暗褐色のものが多いが個体差は多少ある。腎状紋の外側に1つ、亜外縁線部に2つの黒いくさび紋が特徴。各地でいたって普通に見られる 3488

カブラヤガ

2020・9・4 豊川市曙地区(20m)

食餌・多食性で各種農作物の害虫

 

前種同様に前翅基部寄り後縁近くに楔状紋が目立つ。環状紋は円く、中に黒点があるものもいる。前種にある腎状紋外側の楔紋は無い。各地にとても多い。 3493

カブラヤガ

2022・11・3 豊川市曙地区(20m)

食餌・多食性で各種農作物の害虫

 

楔状紋が目立たない個体。

二重の内横線が特有。

 

3493

カブラヤガ

2024・4・5 豊川市曙地区(20m)

食餌・多食性で各種農作物の害虫

 

かなり黒い個体

 

3493

ニセタマナヤガ

2020・6・12 豊川市千両町(150m)

食餌・カタバミ ヨモギ 他

 モンヤガ亜科

前翅が赤褐色の型では、前縁側はより赤みが強い。腎状紋は黒ずむ。

低地から普通に見られる

3519

ニセタマナヤガ

2020・7・5 豊川市曙地区(20m)

食餌・タンポポ ハハコグサ 他

 モンヤガ亜科

褐色で前縁が明るい型は、二重の内横線や、楕円形の大きな環状紋が目立つものが多い。

低地から普通に見られる

3519

コキマエヤガ

2021・6・9 豊川市萩地区(110m)

食餌・アマドコロ 他広食性

 モンヤガ亜科

胸部前縁~前縁の腎状紋付近までが黄色味を帯びた淡色。胸部中央と前翅基部中央付近が他より黒い。

比較的普通に見られる

3498

マエジロヤガ

2017・5・19 豊川市萩地区(150m)

食餌・セリ ギシギシ 他

 モンヤガ亜科

コキマエヤガより一回り小さい。環状紋・腎状紋は淡色で縁取られる。胸部は前部と後部で色が分かれる。

各地で記録は多い

3499

シロモンヤガ

2020・8・8豊根村坂宇場(1150m)

食餌・他種の農作物 草本類

 モンヤガ亜科

環状紋は前縁に向かって開き、淡黄色の縁となる。胸部前面も淡黄色。

愛知県の記録は多い

3535

マエキヤガ

2018・9・16豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ダイズ ウド イタドリ 他

 モンヤガ亜科

前縁が黄褐色の中で、本種は淡色の内・外横線が目立つ。

愛知県ではやや普通に見られる

3539

ホシボシヤガ

2021・7・3 豊根村坂宇場(1000m)

食餌・オオイタドリ クリンソウ他

 モンヤガ亜科

環・腎状紋は白く縁取られ、中は黒いが紋の大小には個体差がある。前翅基部前縁寄り中心に、他より淡色な大きめの斑紋がある。

愛知県の記録は少なめ 3503

ナカグロヤガ

2021・7・10豊根村坂宇場(1250m)

食餌・コヌカグサ

 

地色はやや桃色みを帯びた灰褐色で前縁中央付近が幅広く黒色。

愛知県の記録は少なめ

3505

クロクモヤガ

2020・5・15 設楽町田峯(620m)

食餌・オオバコ ハルジョオン 他

 モンヤガ亜科

前翅は黒褐色で、地色より濃い各紋は明茶褐色の線で縁取られる独特の斑紋。

各地でいたって普通に見られる

3504

ハコベヤガ

2018・9・11豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 モンヤガ亜科

独特の斑紋で、白く縁取られた環・腎状紋の中心は赤茶色。その周囲は黒い。

やや少なめな部類

3538

モンキヤガ

2021・7・3 豊根村坂宇場(1000m)

食餌・

 

外縁部はやや桃色みを帯びた灰褐色で内側は黒褐色。腎状紋と環状紋は明るくよく目立ち、前種にやや似る。普通種とされるが愛知県ではやや少ない 3525

カバスジヤガ

2018・7・14豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 モンヤガ亜科

本種以下の3種は静止形が太く丸みをおび、地色の個体差は大きめ。本種は外横線がきれいな二重線となる。3種の中では山地性でやや少なめ  3513

ウスイロカバスジヤガ

2018・8・14豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 モンヤガ亜科

外横線は同様に二重線だが、内側の線はやや波状をなす。内横線はそこそこ目立つものが多い。

普通種だがやや少なめか

3514

オオカバスジヤガ

2018・7・12 新城市作手(580m)

食餌・ギンギシ

 モンヤガ亜科

少し大きめで、外横線は二重に見えない。また内横線もほぼ見えない。

山麓部辺りから上部で、かなり普通に見られる。

3515

クロフトビイロヤガ

2021・9・2豊根村坂宇場(1150m)

食餌・オオイタドリ 他広食性

 モンヤガ亜科

環状紋の後縁側を中心に黒褐色の艶のある斑紋がある。外横線は前縁付近で湾曲する。

愛知県の記録はやや少なめ

3538

コウスチャヤガ ♂

2017・5・19 豊川市萩地区(150m)

食餌・低草本類を主とする多食性

 モンヤガ亜科

♂の触角は両櫛歯状なのが特徴。色彩の個体差は大きい。腎状紋の下側(静止時内側)が、小丸状に暗色となる。内横線は二重。各地で多く見られる  3520

コウスチャヤガ ♀

2017・5・2 豊川市平尾町(65m)

食餌。低草本類を主とする多食性

 モンヤガ亜科

♀の地色は紫みを帯びた赤褐色で、腎状紋は細く中心は灰白で、強めに曲がる。

各地で多く見られる。

3520

オオバコヤガ ♂

2018・4・21 豊川市萩地区(150m)

食餌・アキノウナギツカミ 他

 モンヤガ亜科

コウスチャヤガに色彩は似るが、触角は櫛歯にならない。♀に比べると明色だが個体差は大きい。

各地で多く見られる

3522

オオバコヤガ ♀

2017・4・29 豊川市萩地区(150m)

食餌・イヌタデ アオミズ 他

 モンヤガ亜科

前種に似る。腎状紋は上下の染め分けや、全体に暗色になったりする。環状紋は中央翅脈により下側には広がらない。各地で多く見られる 3522

アカフヤガ

2019・5・11 新城市富岡(120m)

食餌・タンポポ ハルジオン 他

 モンヤガ亜科

前翅は赤褐色で、前縁の腎状紋の周囲とそれより翅頂寄りの2か所が暗色となる。

普通に見られる

3527

ウスイロアカフヤガ

2020・6・20 設楽町田峯(620m)

食餌・オオバコ セリ 他

 モンヤガ亜科

アカフヤガに似るが一回り小さく、より濃色の個体が多い。前縁の腎状紋周囲の暗色帯が無く、翅頂寄りのみ暗色。山地に普通だが低地でも見られる。3528

ウスチャヤガ

2018・10・28 豊川市平尾町(65m)

食餌・ギシギシ

 モンヤガ亜科

アカフヤガ風だが、前縁翅頂寄りの暗色部が無い。亜外縁線外側は暗色。

やや少なめな普通種くらい

3540

ウスアカヤガ

2019・5・25豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 モンヤガ亜科

前翅は明るい褐色。前縁に2つの黒斑と2つの暗褐色の帯の都合4つの斑紋が目立つ。

愛知県ではやや少なめくらい

3523

カギモンヤガ

2017・4・5 豊川市足山田(70m)

食餌・アマドコロ 他

 モンヤガ亜科

環状紋の後縁側を取り囲むようにかぎ状の黒斑が目立つ。

春に現れる普通種

3548

オオタバコガ

2015・10・16 豊川市足山田(70m)

食餌・ナス エンドウ オクラ 他

 タバコガ亜科

前翅の色調の個体差は大きい。タバコガに似るが、亜外縁線はなめらか。後翅の基部寄り黄色地の翅脈は黒ずむ。

各地で多く見られる 3474

ツメクサガ

2015・9・5 豊川市千両町(95m)

食餌・アマ マメ科牧草

 タバコガ亜科

前翅は薄く緑みを帯びた黄褐色で茶褐色の帯がある。後翅は薄黄色と黒褐色のまだら模様。

愛知県の記録は少なめ

3477

キシタミドリヤガ

2018・7・13 設楽町裏谷(900m)

食餌・

 モンヤガ亜科

前翅は緑色で腎状紋外側の白斑が良く目立つ。後翅は黄色と黒。

平地でも見られるが山地に多い。

3542

ハイイロキシタヤガ

2018・6・1 豊川市萩地区(150m)

食餌・ギシギシ

 モンヤガ亜科

前種に比べるとややくすんだ緑色で、腎状紋外側の白斑が無い。

平地から山地まで普通。

3543

オオアオバヤガ

2021・7・10豊根村坂宇場(1250m)

食餌・ギョウジャニンニク 他

 モンヤガ亜科

内・外横線は緑色の波型。暗色の後翅は外縁が白く縁取られよく目立つ。

愛知県では山地性でやや少ない

3547