黄色~赤のハマキガ亜科

ギンヨスジハマキ

2021・5・14 豊川市千両町(150m)

食餌・コナラ ノイバラ 他

 

黄色地に茶褐色の帯が4本走り、そま帯の中に鉛色条が見られる。市内では5月中旬~6月中旬に見られるが、年によって増減がある。

224

ウスアミメキハマキ

2016・5・21 豊川市足山田(70m)

食餌・コナラ カシワ

 

前翅は薄黄色で全体に黄褐色の網目状の短条を散らす。二本の細いたすき紋ははっきりしている。

5~6月上旬に比較的普通に見られる

234  

クロトラフハマキ

2023・6・18豊根村坂宇場(1220m)

食餌・カマツカ

 

よく似たトラフハマキ(未)は基部と外縁が黄色い。

こちらは愛知県の記録は見当たらない。

232

アカスジキイロハマキ

2016・9・11 豊川市旗頭山(60m)

食餌・ヨモギ クローバー 他

 

ライトには来たことが無いが蛇紋岩草原の旗頭山では昼間、足元に沢山見られた。県内の記録は良く分からない。

124

ニセヒロバキハマキ

2019・5・31 新城市富岡(120m)

食餌・ミヤマイボタ

 

基部は淡黄色でその外方は広く橙褐色。銀紋を散らし後角周辺は黒色にぼかされる。

愛知県の記録は少ない

154

ヒロバキハマキ

2021・4・3 新城市富岡(120m)

食餌・

 

前種に似ると解説にはあるが、随分と違うカンジを受ける。開合部が菱形に淡色となる。

愛知県の記録はやや少ない

155

ギンボシトビハマキ

2017・6・16 豊川市萩地区(150m)

食餌・カシワ アカガシ 他

 

市内では萩で2度ライトに来ただけ

で他の場所では見ていない。

愛知県でもやや少なめな傾向にあるようだ。

 166

オオギンスジハマキ

2017・5・12 豊川市千両町(290m)

食餌・サクラ ハンノキ 他

 

5月に普通に見られる。似た種はいないが飛び古した個体は赤茶色の鱗粉が落ちて黒っぽくなり、別種のように見えることがある。

118

セウスイロハマキ

2017・5・5 豊川市萩地区(150m)

食餌・クサイチゴ モミジイチゴ他

 

前縁は弧状になり、地色は橙黄褐色で、基部や外半部は赤褐色にぼかされる。後縁中央中心に絹糸光沢がある。比較的普通に見られる

217

モトキハマキ

2022・10・29 豊川市平尾町(64m)

食餌・コナラ アカソ ガマズミ

 

前翅は基半部が橙黄色、外半部は暗褐色で、赤褐色の網目状の細線が淡色部中心に目立つ。

愛知県の記録は少なめ

 226

マエキハマキ

2020・7・2 設楽町田峯(620m)

食餌・不明

 

モトキハマキに似た配色だが模様はかなり違う。

県内の記録はやや少なめ。

189

ネウスハマキ

2017・6・5 豊川市曙地区(20m)

食餌 コナラ ミズナラ

 

前翅は茶褐色で基半部が淡黄色となる。前縁に茶褐色の逆三角帯が現れ、中心は淡黄色となる。

愛知県の記録は不明。

 225

ニセウスギンスジハマキ

2022・7・8 設楽町裏谷(900m)

食餌・

 前翅は黄橙色で基部前縁から内横線にかけて濃色となり、その内側は淡色。内横線の外側と翅頂下に黒点が並ぶ。ニセウンモンハマキにやや似るが一回り小さい。

愛知県の記録は見当たらない 220

プライヤハマキ 夏型

2017・8・12 豊川市平尾町(65m)

食餌・クヌギ コナラ カシワ 等

 

表面がケバ立つオレンジ色の小さいハマキだが、斑紋の変化はかなり多様とされる。市内でも県内でも普通に見られる。

201

ナラコハマキ

2018・8・4 設楽町裏谷(900m)

食餌・ミズナラ コナラ

 

前縁中央に小さめの逆三角形の紋を持つ小型のハマキ。

プライヤハマキに似る。普通種とされる。

198

コトサカハマキ

2018・9・28豊根村坂宇場(1150m)

食餌・カシワ クマシデ アサダ

 

地色は橙色みの強いものから褐色味の強いものまでいる。静止状態だと基部が膨らんでいるように見える。

愛知県の記録は少なめ。

188

ホノホハマキ

2018・8・3 豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ブナ

 

山地性の赤いハマキガで6つのボタンに見える紋がある。

愛知県の記録は不明。

186

アカネハマキ

2022・7・23 設楽町裏谷(920m)

食餌・ブナ

 

赤い外套を纏ったような橙色の山地性のハマキガ。前種に似るが前翅の染め分けは一定している。

目立つハマキだが記録は少なめ。

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