ヒメマダラミズメイガ

2015・8・11 豊川市曙地区(20m)

食餌・ウキクサ スイレン ヒシ

 

ミズメイガの中で最も普通種で晩夏に数を増やす。♂は黄色味がやや強く♀は焦げ茶がかる。

1806

マダラミズメイガ

2017・9・23 豊川市平尾町(65m)

食餌・スイレン

明るくて大きめのミズメイガで、外側の白斑列が凸凹になるのが特徴。似たニセマダラミズメイガは後翅の外横線が途切れる。

普通種だが、それほど多くない。

1803

クロスジマダラミズメイガ

2020・8・21 設楽町田峯(620m)

食餌・スイレン

 

マダラミズメイガに似るが外側の白斑列がなめらか。比較的少ない種だが愛知県ではそこそこ見られるようだ。

1804

ギンモンミズメイガ

2015・8・9 新城市作手(550m)

食餌・ヒルムシロ

 

外側の白い帯の内側に楕円形の白紋が二つと細めの白斑がある。

愛知県の記録はやや少なめくらい。

1809

ゼニガサミズメイガ

2020・8・13豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 

茶色味が強めのミズメイガで外縁のオレンジ帯が綺麗。

キオビよりはやや少ないが結構な普通種。

1811

キオビミズメイガ

2017・6・9 豊川市平尾町(65m)

食餌・蘚類

 

ミズメイガの中では大きめで目立つ方。後翅の黒点列が目立つ。

市内でも県内でも夏の普通種。

1823

アトモンミズメイガ

2020・6・25 豊川市千両町(150m)

食餌・ツボミゴケ類が知られている

 

前種に比べれば半分ほどの翅表面積しかない。前翅後縁を底辺に、広く三角形に霜降り状。

やや少なめな普通種くらい。

1825 

モトシロアトモンミズメイガ

2020・8・7  設楽町田峯(620m)

食餌・

 

アトモンミズメイガに似るが前翅基部にオレンジ色を欠く。愛知県の記録は少ない。自分は豊川市と設楽町で確認。

1826 

イネコミズメイガ

2016・9・29 豊川市足山田(70m)

食餌・イネ ヒルムシロ

 

L字型の銀色帯が目立つ。あまり見かけないが時として数多く飛来することがある小型のミズメイガ。

1815

ミサキコミズメイガ

2022・8・27 豊川市平尾町(64m)

食餌・

 

前種に雰囲気は似るが、後翅中央の黄色帯が広い。

近畿地方で記録されている種で、愛知県の記録は見当たらない。

1815-2

クロテンシロミズメイガ

2020・8・21 設楽町田峯(620m)

食餌・トチカガミ 他

 

白い外横線は大きく湾曲する。

南方系の種で記録は無かったが、北上しているのか、自宅前の他、山間でも見られた。

 1817

ミドロミズメイガ

2022・9・30 豊川市平尾町(64m)

食餌・コウホネ ヒシ ジュンサイ

 

一連のミズメイガらしくない風貌で、ワモンノメイガに似た雰囲気。

地色は黒褐色から淡赤褐色まで変異がある。愛知県の記録は少ない。

1831

エグリシダメイガ♂

2017・10・26 豊川市平尾町(65m)

食餌・オシダ科の一種

 

シダメイガ亜科

雌雄で色彩が違い、♂は黄褐色となる。

愛知県の記録は現在は少ない

1829

エグリシダメイガ♀

2016・11・13 豊川市千両町(95m)

食餌・オシダ科の一種

 

シダメイガ亜科

♀は暗褐色となる。

ライトへの飛来数は現在は♀が多い。

1829

カニクサシダメイガ

2015・8・27 豊川市足山田(70m)

食餌・カニクサ ナガバカニクサ

 

シダメイガ亜科。

前後翅とも翅頂の下で内側にえぐれる。外縁沿いの白斑が目立つ。

愛知県の記録は少なめ。

1829-2

 

愛知県で記録のある未撮影のミズメイガ亜科

 

ネジロミズメイガ 地色は黄褐色で外横線は細い 少なめ

ソトキマダラミズメイガ ヒメマダラミズメイガにやや似る 少ない

ウスマダラミズメイガ ネジロミズメイガに似る 少なめ

ヒメコミズメイガ イネコミズメイガに似るがL型外横線が途切れる 少ない

エンスイミズメイガ 黄褐色の地色に銀白色帯がある 少ない

コアトモンミズメイガ モトシロのように前翅後角寄りの銀帯は曲がる少ない

ミドロミズメイガ ワモンノメイガに似た雰囲気 少ない