フタホシシロエダシャク
2018・3・24 豊川市平尾町(65m)
食餌・サクラ モモ ナナカマド
内外横線の前縁部が黒い紋となる。
前種と同じような環境で見られ、揃って飛来することも多い最普通種。
2656
バラシロエダシャク
2020・8・21 設楽町田峯(620m)
食餌・サクラ ズミ モモ 他
前翅の灰色部分の濃淡は個体差がある。
平地から山地まで個体数は多い。
2657
マダラシロエダシャク♂
2022・8・19 設楽町裏谷(920m)
食餌・
翅を閉じて静止する。翅表も後翅と似た斑紋だがコントラストは弱め。
愛知県の記録は少ない
2758
ウスフタスジシロエダシャク
2022・6・8 豊川市千両町(290m)
食餌・サクラ類 ズミ リンゴ他
翅表全体に灰色の鱗粉を散布し、通常は外横帯が認められる。横脈点は無いかあっても微小。裏面は多少とも黒色鱗を散布する。やや少なめな普通種くらいか。2658
オオフタスジシロエダシャク
2023・6・15 豊川市東上(110m)
食餌・
前種に似るがやや小さい。外横線はより細く明瞭。前翅前縁は翅頂付近まで橙黄色(ない個体も多い)
愛知県の記録は少なめ。
2659
ウスオビシロエダシャク
2019・6・1豊根村坂宇場(1150m)
食餌・
ウスアオエダシャクに似るが、翅は光沢のある白色。
愛知県の記録は少ない。
2660
ウスアオエダシャク
2018・5・1 豊川市足山田(70m)
食餌・クヌギ アベマキ クリ 他
前種に似るが、翅は若干黄色味を帯びる。
初夏頃各地に普通に見られる。
2675
キスジシロエダシャク
2018・7・14豊根村坂宇場(1150m)
食餌・ツバキの仲間
二重の中・外横線が特徴的。
愛知県では山地で得られているが少ない。
2665
ミスジシロエダシャク
2020・8・22豊根村坂宇場(1150m)
食餌・
白と銀灰色のラインが美しい。
主に山地で見られやや少なめだが、飛来時はよく複数見られる。
2668
ホシスジシロエダシャク
2020・8・12 設楽町田峯(620m)
食餌・ヤマモミジ ズミ
ゴマダラシロナミシャク(未)やホシベッコウカギバに雰囲気は似る。
低山地以上で得られているがやや少なめ。
2667
ナミスジシロエダシャク
2020・6・19 豊川市千両町(150m)
食餌・ヤブツバキ ユキツバキ
頭頂が黄褐色で、翅表の破線状の横線と横脈紋が目立つ。
愛知県の記録はやや普通の部類。
2666
コスジシロエダシャク♂
2019・6・1 豊根村坂宇場(1150m)
食餌・ヤシャブシ・他のカバノキ科
無数にある黒点が横に流れ、横脈紋が認められる。♂前翅後縁の縁毛はやや淡黄色を帯びる。
各地で普通に見られる。
2672
ミスジコナフエダシャク♀
2022・8・18豊根村坂宇場(1150m)
食餌・ヤマネコヤナギ 他
前種にやや似るが全体に灰褐色の短線を散布する為にやや黄ばんで見える。横線は橙褐色だが余り目立たない。愛知県の記録はやや少ない
2670
シラユキナミシャク
2022・8・26豊根村坂宇場(1150m)
食餌・
前翅翅頂と後翅外縁中央部が尖る。体翅とも純白でやや破線状の内外横線と外縁の黒点列が目立ち、似た種はいない。
愛知県の記録は少ない 2380
ウスキトガリヒメシャク
2018・8・13 新城市作手(500m)
食餌・リョウブ アセビ 他
横脈紋の濃淡には個体差があるようだ。外縁に黒点列がある。
やや少なめな普通種くらいか。
2278
ヨツボシウスキヒメシャク
2023・5・12 新城市中宇利(100m)
食餌・キイチゴ類
♂の触角は微毛状で顔面は暗色。ヨツボシの名があるが前種に比べて横脈点ははるかに薄い。翅頂付近の外縁に黒点があり、前縁には黒色鱗を散布する。愛知県の記録は少なめ。2301
キナミシロヒメシャク
2017・5・11 豊川市足山田(70m)
食餌・ソメイヨシノ
純白に薄黄色の横線の仲間では一番よく見かける。亜科の違う次種に似るが、横脈紋の内側の横線は1本と基部の短条。顔面は純白。
2292
キムジシロナミシャク
2018・6・9豊根村坂宇場(1150m)
食餌・ミズキ
前翅の横線の間隔がほぼ均等で、横脈紋は明瞭。外縁の黒点列は比較的明瞭。
普通種だがやや少なめくらいか。
2524
マンサクシロナミシャク
2018・7・21 設楽町三都橋(650m)
食餌・マンサク カツラ
外横線部の2本の横線が接近し、横脈紋を欠く。ムスシジロナミシャクと斑紋では区別出来ないが顔面の66%以上が橙黄色。
前種よりやや多いくらいか。
2523
ムスジシロナミシャク
2020・5・30 設楽町三都橋(620m)
食餌・コナラ クヌギ ミズナラ
前種に似て、同様に横脈紋は出ない。顔面が前種と違い頭部直下のわずかな部分だけが橙黄色。
県内の記録はやや少なめ
2522
ウステンシロナミシャク?
2018・6・9豊根村坂宇場(1150m)
食餌・
横脈紋の外側の2本の線は接近気味。前種に似るが後翅横脈紋の内側にも線が現れる。
ウステンだとすると県内の記録は不明 2521
キヒメナミシャク
2018・6・9豊根村坂宇場(1150m)
食餌・(ハンノキ属・ヤマナラシ属)
区分を黄色か白か迷ったが、両方に・・・
愛知県の記録は少ない。
2518
フタマタシロナミシャク
2020・8・7 設楽町田峯(620m)
食餌・
前翅中央を走る広い褐色帯が目立つ。
普通種だがやや少なめか。
2525
キマダラシロナミシャク
2021・8・8豊根村坂宇場(1000m)
食餌・ミツデカエデ
前種にやや似るが中央の褐色帯は目立たず、外横線の中央部に2~3個の黒点を持つものがいる。
愛知県の記録は少ない
2527
サツマヒメシャク
2021・7・9新城市七郷一色(250m)
食餌・コケ植物の一種の記録あり
前種に似た雰囲気だがより淡色。横脈紋は前後翅ともよく目立ち、後翅の外横線は外縁の線形に沿う。
愛知県の記録は不明
2289
シロシタコバネナミシャク
2021・3・27豊根村坂宇場(1150m)
食餌・クマシデ イヌブナ
翅の地色は灰白色。前翅の中・外横線は帯状で濃色。後縁近くで接近するか、もしくは合流して太い帯となる 県内の記録はやや少なめ
2345
フタモンコナミシャク
2021・3・29 設楽町田峯(620m)
食餌・
マエモンハイイロナコシャクに似るが横脈紋は大きく黒短線状で目立つ。外横線は前半が太く濃色となる。 やや少なめ
2511
ヨホシナミシャク
2021・3・29 設楽町田峯(620m)
食餌・
翅表は明るい灰色~灰褐色で前翅の前・後縁部に複数の暗褐色斑を持つ。横脈紋は大きく細長い
愛知県の記録はやや少ない
2605
クロスジアオナミシャク
2021・6・11 設楽町川合(230m)
食餌・イタドリの花 他
本来は暗緑色の翅表に黒い内外横線だが、翅表が白化した個体。
通常型は最普通種
2616
ウスキツバメエダシャク
2020・6・5 豊川市平尾町(65m)
食餌・マメ科 ブナ科 他広食性
尾の突起は尖り、顔面は茶褐色。山地性のノムラツバメ(未)に似る。
この仲間では最も普通で平地から山地まで多く見られる。
2931
ノムラツバメエダシャク
2021・9・11豊根村坂宇場(1150m)
食餌・コメツガ
前種に顔面の色・翅形はよく似るが横線は太めで後翅の外縁部は黄色味を帯びない。横線間の細かい波模様ははるかに少ない。
愛知県の記録は少なめ 2932
フトスジツバメエダシャク
2020・6・2 設楽町三都橋(620m)
食餌・カラマツ フサザクラ 他
大型で顔面は白く、内・外横線は銀灰色。山地寄りで記録されているがやや少なめ。
2930
シロツバメエダシャク♂
2017・6・24 豊川市千両町(290m)
食餌・イチイ トウヒ 他
この仲間で♂の触角が櫛状になるのは本種だけ。小さい波紋が少なく全体的に白く見える。
低山地以上でそんなには多くない。
2935
シロツバメエダシャク♀
2020・6・25 豊川市千両町(150m)
食餌・イヌガヤ キャラボク 他
♀は触角は単純。大型他種に比べ外横線から内側には細かい短条が殆ど無い。横線は褐色みを帯びる。
2935
コガタツバメエダシャク
2020・6・20 設楽町田峯(620m)
食餌・ヤナギ カバノキ 他広食性
小型で後翅内横線は後縁寄りでゆるやかに曲がる。
各地で記録されていて、低山地以上で普通。
2933
ヒメツバメエダシャク
2021・7・10豊根村坂宇場(1250m)
食餌・サワフタギ
前種同様にこの仲間では小型だが後翅の横線は中央でカクンと曲がる。
愛知県での記録は少なめ。
2934
トラフツバメエダシャク
2021・7・17豊根村坂宇場(1000m)
食餌・コメツガ モミ トドマツ
クロミスジシロエダシャクに似るが後翅に尾突起があり、前翅には短条が見られる。
盛夏の山地に現れるが少ない。
2936
クロミスジシロエダシャク
2021・8・27豊根村坂宇場(1250m)
食餌・エゴノキ ハクウンボク
前種にやや似るが前翅に短条を欠く。
晩夏の山地に多い。
2664