黄色のマダラメイガ

特徴的なマダラメイガ

アカマダラメイガ

2020・6・12 豊川市千両町(150m)

食餌・メドハギ

 

紅色で前縁が白、静止状態で中央が黄色の個体が一般的だが、かなりの変異幅がある。

各地でいたって普通に見られる

1946

キオビマダラメイガ

2022・8・27 豊川市平尾町(64m)

食餌・

 下唇髭は前方に長く突き出す。前翅は赤く、一対の黄斑がやや内寄りにある。前縁部は細く白で縁取られるが♀では不鮮明。県内の記録はわずかだが、豊川市では数回見かけている。 2010

キバネチビマダラメイガ

2020・6・6 豊川市平尾町(65m)

食餌・

 

静止長は5ミリ程度ととても小さい。

地色は淡黄色で2対の小黒点がある。外縁は幅広く黒褐色。愛知県の記録は少なめ。市内ではこの場所でだけ普通に見られる。1911

ノシメマダラメイガ

2020・8・20 豊川市曙地区(20m)

食餌・貯蔵穀物 ツバメの巣内物質

 

基部半分が黄白色で細い黒帯の外は暗赤色。縁毛は暗色。

愛知県の記録は比較的少なめ

1930

ホソアカオビマダラメイガ

2018・7・21 設楽町三都橋(650m)

食餌・クマヤナギ

 白色の内横線はやや外方に傾斜し、その外側の黒帯は前縁に達しない。その外側は後縁部中心に淡黄褐色の半月紋がある。内横線の内側にも淡黄褐色部がある。記録はやや少なめながら普通。1998

フタテンアカオビマダラメイガ

2017・7・21 豊川市千両町(120m)

食餌・クヌギ アベマキ コナラ

 

前種に似るが一回り小さい。内横線外側の黒色帯は後縁に対して垂直で、前縁にまで達する。

県内の記録は少なめ

2001

ウスアカネマダラメイガ

2020・9・11豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 ♂の触角は単櫛歯状。内横線は白の波状で、内側は淡灰黄色。内横線近くの後縁寄りに暗紫赤色の斑紋と不定形の黒紋がある。

愛知県の記録は少なめ

2008

トビネマダラメイガ

2015・6・12 豊川市足山田(70m)

食餌・ツルウメモドキ

 

前翅の地色は灰色で、内横線の内側は淡紫褐色で鳶色も混じる。内横線と亜外縁線の間は黒褐色で群雲状にまだらとなる。記録はやや少なめ

1986

イタヤマダラメイガ

2019・5・25豊根村坂宇場(1150m)

食餌・イタヤカエデ シナノキ

 

旧名ナシハマキマダラメイガ。下唇髭はやや長め。内横線は細い白銀色で、その内側は黄赤褐色、外側は暗鉛色。中脚腿節は赤い。県内の記録は普通  2011

ネアカマダラメイガ

2019・5・11 新城市富岡(120m)

食餌・

 頭部と前胸中央は淡黄色、前翅基部寄りは濃赤褐色。内横線は細く白くて、その外側は淡色~濃暗褐色までのグラディーションとなる。

愛知県の記録はやや普通。

1954

ナカキチビマダラメイガ

2017・9・8 豊川市千両町(150m)

食餌・カシワの枯葉

 

通常は前翅基半は赤褐色だが、若干黄味がかる個体もいる。

普通種だが記録はやや少なめ

1920

ハラウスキマダラメイガ

2020・6・25 豊川市千両町(150m)

食餌・

 頭部は黄味がかる。前翅の中央部が灰黄褐色の個体が多いが、灰褐色のものもある。内横線は波状をなし亜外縁線は中央でやや外方に突出する。やや少なめくらいか。

1935

クチキハイイロマダラメイガ

2018・7・27 新城市作手(580m)

食餌・イタヤカエデ

 

全体が暗灰色で、顔面と触角基部だけが淡黄色で目立つ。

愛知県の記録は少ない

1996-2

ナカアカスジマダラメイガ

2018・7・1 豊川市平尾町(65m)

食餌・コナラ ミズナラ

 

前翅の基半は黄赤褐色で、隆起した赤褐色条がある。独特の色彩で比較的大きく、同定は容易。

比較的普通に見られる

1936

ヒゲブトマダラメイガ

2020・8・29 設楽町田峯(620m)

食餌・

 

前翅基半部は前種に似るが、外半部も本種では同様に縞が目立つ。

愛知県の記録はやや少ない

1988

ヒトホシホソメイガ

2018・8・16 田原市初立(28m)

食餌・

 

前翅は灰黄色で、中間に2対の黒点がある。外横線は直線状の点列、外縁にも黒点列がある。

愛知県の記録は少なめ

2015

オオマエジロホソメイガ

2015・8・14 豊川市千両町(120m)

食餌・

 

静止長12ミリ以上の前縁が白い下唇髭の長いマダラメイガ。10ミリ以下だと紛らわしい種類が複数種存在する。普通種と思われる

2022

マエジロホソメイガ

2017・9・1 豊川市宮路山(270m)

食餌・

 

下唇髭が長く前縁が白くないホソメイガで、古くから同定し易いと言われているよう。

県内の記録はやや普通程度

2023

未同定ホソメイガ

2019・9・2 豊川市曙地区(20m)

食餌・

 

色合いはオオマエジロホソメイガに似るが、かなり小さくラビアル・パルプスは短く上方に曲がり、オオマエジロのように前方に突き出ない。

候補が多数いて絞り切れない。

未同定1マダラメイガ

 2018・10・11 豊川市曙地区(20m)

 

住宅地である自宅で秋によく見かけるマダラメイガ。

みんな蛾では亜科属不明の写真5に相当する