オオメイガ亜科

キボシオオメイガ

2017・6・17 豊川市東上(110m)

食餌・

 白地に橙黄色の横線を持つ。外横線は複雑に屈曲し、2個の黒点がそれを挟む。はるかに小型のヒメキボシオオメイガ(未)が存在する。

愛知県の記録はやや少なめ。

1423

ヒトスジオオメイガ

2017・7・14 豊川市千両町(290m)

食餌・イネ

 

前翅翅頂から後縁に達する顕著な濃褐色の斜条を持つ。

愛知県の記録は少なめ

1424

 

オオメイガの一種

2017・8・13 豊川市萩地区(150m)

食餌・

 

翅が真っ白なオオメイガは6種いて、同定は難しい。サイズからはシロオオメイガの可能性が一番高いか?

ヤマメイガ亜科

ホソバヤマメイガ

2017・5・19 豊川市萩地区(150m)

食餌・コモチイトゴケ 他

 外横線が前縁下で内側に屈曲する。内横線は弧状。黒褐色の棒状の紋が前翅基部に1つ、内横線外側に2つあるが、不明瞭な場合もある。地色には2種類のタイプがある。

この仲間では記録は多い。1436

マルモンヤマメイガ

2018・7・12 新城市作手(580m)

食餌・

 静止状態だと中央が淡色。スジボソヤマメイガに似るが後角が楕円形に暗色となる。内横線外側の2つの黒褐色紋等は不明瞭。

愛知県の記録はやや少なめ

1444-4

ウスグロヤマメイガ?

2018・6・22 新城市作手(500m)

食餌・樹皮上の地衣類

 

外横線は外縁に並行する。後角が暗褐色に黒ずむが、はっきりとした楕円形にはならない。

県内の記録は少ない。

1444-3

マツイヤマメイガ

2018・5・29 豊川市平尾町(65m)

食餌・

 二つの横脈紋が褐色がかり、外横線は前縁下M1で屈曲した後直線状に後縁に向かう。内横線は弧状で外側に暗色帯がある。

愛知県の記録は少なめ

1442-4

ヒラノヤマメイガ

2018・9・16豊根村坂宇場(1150m)

食餌・シッポゴケ属(海外知見)

 

外横線は細かい鋸歯状で、R5付近で内に屈曲する。内横線は大きな波状。横脈紋は灰白色で黒褐色に縁取られる。県内記録はやや少なめ。

1443

イワサキヤマメイガ

2020・6・20 設楽町田峯(620m)

食餌・

 比較的大きめのヤマメイガ。オオヤマメイガに比べて前翅の幅は狭く茶褐色を帯びない。前縁は丸みを帯びて翅頂は突出しない。黒褐色の横脈紋はよく目立つ。記録は少なめ

1442-3

マダラヤマメイガ?

2018・9・1豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 

地色は灰白色で基部前縁寄りに黒条。内外横線は太いが不鮮明。翅は短め。

愛知県の記録は少ない。

1442-5

キンバネヤマメイガ

2021・7・9新城市七郷一色(250m)

食餌・コバノチョウチンゴケ

 

地色は金属光沢を持つ黄色で、内横線と亜外縁線は褐色条。翅頂と外横線の始点に黒褐色紋を持つ

愛知県の記録は少ない

1448

未同定1

2018・10・5 設楽町三都橋(650m)

食餌・

 

内横線は太く後縁寄りでV字に屈曲。外横線はぼやけた波状で横脈紋は目立たない。

ホソバヤマメイガが候補になるのだろうか?

未同定2

2019・6・29 設楽町裏谷(900m)

食餌・

 

外横線が複雑な波型。

斑紋は全体的にぼやけて外縁か縁毛の黒点列だけが目立つ。