ホシホソバ
2017・6・9 豊川市平尾町(65m)
食餌・苔類
前翅はやや光沢のある灰色。前翅にはやや内寄りに2つ、中央前縁寄りに4つの黒点がある。
愛知県の記録は少なめ
3243
クロスジホソバ
2017・8・14 豊川市千両町(150m)
食餌・地衣類
地色は個体差があるが、この地域のものは暗褐色のものが多い。♂の触角は鋸歯状。前翅中央に中央が外側に突出するぼやけた黒点列がある。
やや少なめ 3246
クロミャクホソバ
2020・8・21 設楽町田峯(620m)
食餌・地衣類
♂触角は櫛歯状。前翅は灰褐色でクロスジホソバより淡いのが普通。
愛知県の記録は少なめ
3245
ヒメキホソバ
2020・9・5豊根村坂宇場(1150m)
食餌・
前翅地色は黄色で、翅脈間に多数の黒点がある独特の色彩。
平地の林縁から見られるが、山地寄りではとても多い。
3261
ヨツボシホソバ? ♀
2023・9・1 豊根村坂宇場(1000m)
食餌・アラカシ 地衣類
この地方の山地に産するヨツボシホソバは、ウンナンとどちらの可能性もあるようだ。
3268
ウンナンヨツボシホソバ ♀
2018・10・2 豊川市足山田(70m)
食餌・地衣類 アラカシ?
マエグロホソバ♀に似るが、前翅中央翅脈がM2・M3・CuA1の3本に分岐する。この地方の平地に産するものはウンナンヨツボシホソバのようだ。2種含めると多い 3268-2
マエグロホソバ♀
2017・9・30 豊川市千両町(150m)
食餌・
ヨツボシホソバ♀に似るが、M2脈を欠き、前翅中央の翅の分岐は二叉となる。
愛知県の記録はヨツボシホソバ類と同等に多い。3267
マエグロホソバ♂
2020・9・19 設楽町田峯(620m)
食餌・
以下の数種にやや似るが、前縁は翅頂まで群青色みのある暗色で縁取られる。
自分はヨツボシホソバ類よりはるかに見ないが記録は同等。3267
ウンナンヨツボシホソバ ♂
2017・9・1 豊川市宮路山(270m)
食餌・
♂はムジホソバ等に似た配色となるが、前翅前縁基部寄りが青みを帯びた黒色。平地~低山地のものはウンナンと判断して良いようだ。 3268-2
ヨツボシホソバ?♂
2023・9・15豊根村坂宇場(1150m)
食餌・地衣類 アラカシ
山地のものは従来からのヨツボシホソバの可能性が高く、色彩が濃い個体が多いようだ。
3268
ムジホソバ♂
2017・6・16 豊川市萩地区(150m)
食餌・地衣類
♂はツマキホソバ同様にざらついた感じのある白っぽい前翅だが、前後翅とも外縁が黒ずむ(縁毛は黄色)
各地で多く見られる
3248
ツマキホソバ♂
2017・5・20 豊川市千両町(95m)
食餌・地衣類
♂はムジホソバに似るが、外縁の黒みはほとんど無い。
ムジホソバ程多くは無いが普通
3249
ムジホソバ♂♀
2017・8・17豊川市本宮山頂(750m)
食餌・地衣類
♀(右上)の前翅は暗褐色で、頭部・胸部前面~前翅前縁は山吹色~橙色。後翅は前翅色彩に近い暗褐色が普通。各地で多く見られる
3248
ツマキホソバ♀
2017・9・1 豊川市宮路山(270m)
食餌・地衣類
♀は一様に黄色~濃黄色で、比較的大型。
普通に見られるが多くはない印象
3249
ヤネホソバ ?(夏生)
2021・8・21 豊川市千両町(150m)
食餌・地衣類 苔類
夏に出現する個体は黄色味が強く、ツマキホソバ♀に似るが小さい。春・秋の個体は灰色みがあり大きめ。愛知県の記録はやや少なめ
3254
キムシホソバ ?
2021・9・25 豊川市千両町(150m)
食餌・
翅は淡黄色でやや幅広く、この色彩の仲間では小型。
愛知県の記録は少ない
3255
キシタホソバ
2018・7・12 新城市作手(620m)
食餌・地衣類
前翅は暗灰色で、頭部は淡黄色。胸部側面から前縁も淡黄色だが、かなり細い。縁毛は灰色。後翅も淡黄色が普通。比較的大型。
愛知県の記録は普通 3250
キマエホソバ
2015・8・7 豊川市上長山(94m)
食餌・アラカシ 地衣類
小型の種で前後翅の地色は濃い暗灰色。前縁は細く黄色で外半部でかなり細くなる。近似種で前翅R脈3と4が分岐しないのでR脈が4本なのは本種のみ。愛知県の記録はとても多い 3256
ニセキマエホソバ
2018・7・21 設楽町三都橋(680m)
食餌・
前種に似て小型の種だが、やや大きく前縁の黄色の縁取りは少し広い。翅の地色もやや淡い。ヒメツマキホソバに似るが、後翅はやや暗色。
やや普通くらいか
3257
ナガサキムジホソバ
2021・9・25 豊川市千両町(150m)
食餌・
前翅は褐色味があり、前縁部はかなり細く淡黄色。後翅は前翅より淡く淡黄色。晩秋まで見られ、近年ではかなりの普通種のよう。
3262
キマエクロホソバ
2020・6・2 設楽町田峯(620m)
食餌・
頭部は黒で頚板はオレンジ色。前翅は黒褐色で、前縁は淡黄色~黄色。静止時に翅を丸めて細く止まることが多い。年一化で梅雨時に現れ、かなり多く見られる。 3266
キベリネズミホソバ
2018・7・13 設楽町裏谷(900m)
食餌・タニウツギ 苔類
前種に似るが、頭部もオレンジ色。前翅の色彩もやや淡い。
愛知県の記録は普通だが、自分はこれ一度のみ
3265
クビワウスグロホソバ
2020・6・12 豊川市千両町(150m)
食餌・幹に生える地衣類
大部分が黒色で、頚板の橙色が良く目立つ。
愛知県の記録は普通やや多め
3269
アカスジシロコケガ♂
2020・8・13豊根村坂宇場(1150m)
食餌・
白い地色に赤い線が数本走る特徴的な模様。♂の内横線は外側に突き出し、その外側に2黒点がある。
各地でいたって普通に見られる。
3271
アカスジシロコケガ♀
2021・7・17豊根村坂宇場(1000m)
食餌・地衣類
♀の内横線は外側に突き出ることはない。黒点は1対のみ。
各地で普通に見られる
3271
愛知県で記録のあるコケガ(ホソバ類)
ミズミホソバ クロスジホソバに似るが小さく♂触角は微毛状 稀
ヒメクロスジホソバ 前種等に似るが♂触角は歯の短い鋸歯状 少ない
ミヤマキベリホソバ キシタホソバに似るがやや小さくメリハリがない 少
キムジホソバ 翅は淡黄色でやや幅広い 少ない
シロホソバ 翅は純白で無紋で分かりやすい 少ない
ベニゴマダラヒトリ ヒトリガ亜科だが静止形はホソバ型 稀