ヨモギオオホソハマキ

2023・8・17豊根村坂宇場(990m)

食餌・ヨモギ類 キク類

 

この仲間では最大。下唇鬚は長く前方に突き出る。前翅は幅広く、茶褐色のまだら模様で銀色の小点を散らす。愛知県の記録は少なめ

654

セジロホソハマキ

2019・8・17 新城市富岡(120m)

食餌・ヤマユリ テッポウユリ

 

地色は乳白色で前翅は長い。中帯は暗灰色で太く垂直。外縁には灰色の斑紋がまだら状に出る。

愛知県の記録は少なめ

638

ブドウホソハマキ

2017・8・14 豊川市千両町(150m)

食餌・ガマズミ スイカズラ 他

 

中帯は前縁付近で急激に太くなる。

外縁に黒い縁取りは無い。

 

4~9月まで見られる普通種。

666

アカオビホソハマキ

2020・6・5 設楽町田峯(620m)

食餌・サンゴジュ アキニレ 他

 

一般にはブドウホソハマキより小さく、中帯の太さはほぼ一定。

ブドウホソハマキより少なめ

668

フトハスジホソハマキ

2016・8・21 豊川市千両町(150m)

食餌

 前翅はやや幅広く、地色は淡黄色。中帯は太く茶褐色で前縁部は黒みを帯びる。後角に向かう銀色の斜条は鮮明で外縁の褐色斑と連結する。県内の記録はやや少ない

670

ハスジチビホソハマキ

2023・8・17 豊根村坂宇場(990m)

食餌・ヤマハハコ

 

かなり小型の種で、前翅は明灰褐色で暗色の鱗粉を特に中帯の外側に多く散らす。中帯は灰褐色。

愛知県の記録は少ない。

673

ナカハスジベニホソハマキ

2023・9・1 豊根村坂宇場(990m)

食餌・ヨメナ

 

頭部~基半部は黄白色から灰褐色。中帯は赤褐色で、その外側はぼやけた明赤褐色となる。

小型種の割には記録はそこそこある。671

ツマオビホソハマキ

2016・8・21 豊川市千両町(120m)

食餌・モミジガサ

 前翅は幅広く地色は淡黄褐色。外縁は太く帯状に暗褐色。前縁基部も暗褐色で縁取られ横脈黒点は明瞭。ツマオビセンモンホソハマキにやや似る。愛知県の記録は不明

655

ここからのGynnidomorpha属は互いによく似ていて、撮影個体は標準図鑑の解説を頼りに、無理矢理同定しています。

リンドウホソハマキ

2023・4・14 豊川市曙地区(20m)

食餌・リンドウ

 

この仲間では大きめでこの個体は静止長6ミリ程。濃色の帯はよく発達をし、黒褐色斑も発達する場合が多いようだ。

649-3

ミニホソハマキ

2023・10・14 豊川市曙地区(20m)

食餌・シオガマ類(国外知見)

 

前翅がより細く、中帯はやや太めで後縁手前で急角度で曲がる。よく似た中帯を持つものにチビホソハマキがいる。愛知県の記録はそこそこ

650

コホソハマキ?

2016・9・15 豊川市足山田(70m)

食餌・オモダカ

 

中帯は細く、明るい灰褐色で橙色味を帯びない。

県内の記録はそこそこ見られる

649

ウスモンコホソハマキ?

2015・9・2 豊川市萩地区(150m)

食餌・ニッポンイヌノヒゲ

 

コホソハマキに似るが、斑紋は明るくやや橙色味を帯びる。中帯は細く、その外側の紋は消失する傾向がある。

649-2

クワイホソハマキ?

2021・10・10 豊川市足山田(60m)

食餌・クワイ

 

Gynnidomorpha属ではリンドウホソハマキと共に大きめ。斑紋は橙褐色で全体的により淡色。

愛知県の記録は不明

653

チビホソハマキ 10~12㍉ 千島列島・本州

ミニホソハマキに最も似て前翅が細いが、少し大型。

中帯は最も太く、その外側の暗色影は発達する傾向が強い。

愛知県の記録はそこそこある

 

クロミニホソハマキ 11㍉ 山梨県  

この仲間では例外的に暗色。

特に中帯より外側は暗灰色で斑紋は不明瞭。 

愛知県の記録はおそらく無い