ヒメネジロコヤガ

2015・8・18 豊川市御津山(90m)

食餌・オヒシバ イネ

 スジコヤガ亜科

前翅の基半部は白く中央に暗褐色の帯がある。腎状紋は2黒点で目立つ。

各地でいたって普通に見られる。

4060

ヒメオビコヤガ

2017・5・20 豊川市千両町(95m)

食餌・

 スジコヤガ亜科

ヒメネジロコヤガに似るが中帯は後縁側(静止時中央)で幅が広がる。

前種より少ないが、愛知県の記録は多め

4059

ネジロコヤガ

2018・6・1 豊川市萩地区(150m)

食餌・

 スジコヤガ亜科

二色に染め分けられ、淡色部はやや橙黄色みを帯び、濃色部は黒みが強い。外観では次種と紛らわしい個体も多い。普通に見られる

4062

ソトムラサキコヤガ

2019・5・11 新城市富岡(120m)

食餌・カヤツリグサ科

 スジコヤガ亜科 前種に良く似るが、淡色部はややオリーブ色を帯び、濃色部は強く赤紫色を帯びる。ナカウスキコヤガも似るがそちらは淡色部が灰色がかった淡黄色。

愛知県の記録はやや少ない 4063

シロヒシモンコヤガ

2018・5・11 新城市富岡(100m)

食餌・メダケ

 スジコヤガ亜科

前翅基半部中央にやや菱形の白帯が目立つ独特の斑紋。

自分には普通種の印象が強いが、記録はそれほどは多くないようだ。

4065

フタホシコヤガ

2020・5・8 豊川市萩地区(150m)

食餌・

 スジコヤガ亜科

錦色のコヤガで環状紋・腎状紋・外横線は紫紅色。

比較的普通に見られる

4066

ウスアオモンコヤガ

2015・9・4 豊川市上長山(94m)

食餌・アラカシ

 スジコヤガ亜科

前翅は灰白色で部分的に暗色となる。後縁付近は二重の外横線で、やや複雑な横線がそこにつながる。

各地でいたって普通に見られる

4094

ウチジロコヤガ

2017・9・15 豊川市千両町(120m)

食餌・ハナガガシ

 スジコヤガ亜科

前翅は灰褐色中心で、前縁中央はやや濃い。白抜きの腎状紋と亜外縁線が目立つ。

普通種だがやや少なめくらい

4093

スジモンコヤガ

2023・10・9 豊川市曙地区(20m)

食餌・クズ ツルマメ ヤブマメ

 スジコヤガ亜科

旧名スジモンアツバ。前翅は灰褐色で翅脈に沿って暗褐色条が多く走る。前縁中央付近に黒色の三角紋が目立つ。各地で普通に見られる

4406

マエモンコヤガ

2020・5・29 設楽町田峯(620m)

食餌・カマツカ

 スジコヤガ亜科

前縁基部寄りと中央に逆三角形の暗褐色の斑紋があるが、腎状紋の部分は淡色にえぐれる。

やや少なめな普通種くらいか

4086

エゾコヤガ

2020・6・27 設楽町田峯(620m)

食餌・

 スジコヤガ亜科

前縁側はマエモンコヤガに似るが、後縁~外半部が濃くなる。腎状紋に1黒点、亜外縁に3黒点がある。

愛知県の記録はやや少なめ

4087

ナカキマエモンコヤガ

2018・8・14豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 スジコヤガ亜科

前種に似るが地色はやや黄色味を帯び、亜外縁の3黒点が無い。

愛知県の記録は少なめ

4088

モンキコヤガ

2020・8・29 設楽町田峯(620m)

食餌・各種枯葉

 スジコヤガ亜科

基半部は黄褐色~暗茶褐色で、外半部は灰色みを帯びる。静止時に中央付近に一対の黄色楕円斑が目立つ。

各地で多く見られる

4096

シラクモヤガ

2020・7・18 設楽町田峯(620m)

食餌・キイチゴ属(海外知見)

 キリガ亜科

旧名シラクモコヤガ 薄い桃色がかった前翅が特徴。

愛知県の記録はやや少なめくらい

4093

ホシコヤガ

2020・5・8 豊川市萩地区(150m)

食餌・キツネノマゴ

 スジコヤガ亜科

前翅はやや紫色を帯びた褐色。内・外横線は二重で、その間に太めの暗色の帯がある。

各地でいたって普通に見られる

4101

ヨモギコヤガ

2021・5・15 豊川市曙地区(20m)

食餌・ヨモギ

 スジコヤガ亜科

地色は灰白色で濃灰色の帯が2本目立つ。腎状紋の内側(静止時)に黒色紋がある。

各地で記録は多いが、それほどは出会っていない種。 4100

フタオビコヤガ(春)

2017・5・17 豊川市曙地区(20m)

食餌・イネ 他

 スジコヤガ亜科

前翅は黄褐色地に外寄りに茶褐色条が走る。春の個体は翅脈部分がやや淡色となり、2つの小黒点が目立つ。各地でとても多く見られる

4104

フタオビコヤガ(夏)

2015・8・29 豊川市千両町(50m)

食餌・イネ 他

 スジコヤガ亜科

夏の個体は地色が濃くなり、♂では中央の帯が太く、♀は途切れがちになる。

夏型はさらに数を増やす。

4104

フタイロコヤガ

2012・5・17 豊川市千両町(120m)

食餌・カラスノゴマ

 キマダラコヤガ亜科

主に二つの型に分けられるが、斑紋の個体差は大きい。こちらは前翅基部がオリーブがかった黄色のもの。

愛知県の記録は少なめ

4106

フタイロコヤガ

2015・9・5 豊川市千両町(120m)

食餌・カラスノゴマ

 キマダラコヤガ亜科

こちらは前翅基部が暗色の型。

日中に草本上で見かけることが多い。

4106

ツマトビコヤガ

2015・8・15 豊川市萩地区(200m)

食餌・

  ベニコヤガ亜科

頭部は黒く、前翅地色は褐色鱗を散らした灰黄色。翅頂付近に淡色の短冊条がある。

愛知県の記録は普通

4033

ハイマダラコヤガ

2015・6・13 豊川市千両町(150m)

食餌・

 ベニコヤガ亜科

前翅は灰色で横線は黒い。中横線を中心にした一帯が黒ずむ。

愛知県の記録は不明

4039-2

ヒメトガリコヤガ

2017・5・5 豊川市萩地区(200m)

食餌・

 ベニコヤガ亜科

翅表は淡黄色で薄い桃色味を帯びる。中室端の黒点は明瞭。

市内では複数回見ているが少なめ。

4054-2

 

ヒメシロテンヤガ

2018・10・14 豊川市平尾町(65m)

食餌・イノコヅチ

 アオイガ亜科

旧名ヒメシロテンコヤガ。

次種に似るが、翅頂付近に明瞭な白斑は無い。腎状紋は白色。

普通種と思われるが、愛知県の記録はやや少ない。 4112

サビイロヤガ

2015・8・7 豊川市上長山(94m)

食餌・イノコヅチ

 アオイガ亜科

旧名サビイロコヤガ

前種に似るが、翅頂付近に白斑をあらわす。腎状紋は黄色がかり中心点は濃色。かなり普通に見られる。

4113

アカサビヤガ

2023・4・28 豊川市曙地区(20m)

食餌・

 アオイガ赤

前種等に似るがやや大きく、赤褐色みが強い。

近年記載された種だが、平野部中心に広がっているようだ。

4113-2