オオバナミガタエダシャク

2018・6・29 豊川市平尾町(65m)

食餌・ウメ コナラ クリ 他

 

前種に比べて前翅の内外横線の間隔が違う。裏面の外横線は細く線状。

各地で普通に見られる。

2769

ウスバミスジエダシャク

2017・6・2 豊川市千両町(95m)

食餌・広食性

 

前翅の内横線と外横線が中間地点から後縁まで狭まる。横脈紋がリング状になる場合が多い。

各地にいたって普通。

2774

アキバエダシャク♂

2015・6・12 豊川市千両町(110m)

食餌・クヌギ アカメガシワ 他

 

前種に似るがやや小型。前種に比べると中・外横線は後縁で接近はしない。横脈紋は黒く明瞭。

愛知県の記録は少ない。

2770

マツオオエダシャク

2020・5・30 設楽町三都橋(620m)

食餌・カラマツ モミ 他広食性

 

中横線と外横線が後縁付近で接近し、外横線は前縁下でC状になり以下は鋸歯状。外側は赤みががる。

山麓部以上で普通に見られる。

2764

シロテントビスジエダシャク

2018・8・13豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ブナ

 

亜外縁やや後縁寄りに小さな白斑があり、胴体の一節が黄褐色。

山地帯で見られるが記録は少なめ。

 

2795

シロテンエダシャク

2021・2・11 豊川市千両町(60m)

食餌・クリ フジ 他広食性

 

翅頂から少し下がぼんやりと白く抜ける。ただ斑紋の変化は大きいようだ。

早春の普通種。

2743

シロテンエダシャク

2021・2・12 豊川市平尾町(65m)

食餌・クリ フジ 他広食性

 

これもシロテンエダシャクだが、別種と思えるほど雰囲気が違っている

 

こちらのタイブは少なめと思われる

2743

シロモンキエダシャク

2018・6・2 新城市作手(550m)

食餌・ヒノキ シラカバ 他

 

前種とは外横線に違いがあり、亜外縁線の中間辺りに白班が見られる。

やや少ない。

 

2794

シロホシエダシャク

2021・4・30豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 

前翅翅頂下と後縁寄りの2か所が白く抜ける。

愛知県の記録は少ない部類。

2735

ナミスジエダシャク

2017・6・30 豊川市千両町(120m)

食餌・ダンコウバイ 他

 

外横線中間でC型に濃くなる部分がある。斑模様は短く横に流れる。

各地で普通に見られる。

2799

ナミスジエダシャク

2017・4・14 豊川市萩地区(150m)

食餌・アブラチャン 他

 

春に見られるものは濃茶褐色となりC紋の外側が暗色となり、内方は白く抜け気味となる。

低山地以上には多い。

2799

オオトビエダシャク

2020・8・8豊根村坂宇場(1150m)

食餌・アワブキ

 

一面にある斑模様は短く横に流れる。

愛知県の記録は少なめ。

2810

ミスジツマキリエダシャク

2021・6・25豊根村坂宇場(1150m)

食餌・アカマツ カラマツ スギ

 

色調に個体差が大きいが中・外横線の間が濃色になりやすい。

山麓部以上で普通に見られる。

2890

ホシミスジエダシャク

2020・6・12 豊川市千両町(120m)

食餌・シロダモ アオダモ

 

内横線後縁寄りから後翅にかけて太い帯が現れる。

普通に見かけるが、愛知県の記録はやや少なめか。

2798

ハミスジエダシャク

2020・6・2 設楽町三都橋(620m)

食餌・コナラ アカメガシワ 他

 

中・外横線が後縁のかなり内寄りで接近し、太い帯になることもある。

山麓部から山地まで見られる。

 

2768

セブトエダシャク

2022・8・19 設楽町裏谷(920m)

食餌・広食性

 

地色は灰褐色から暗褐色まで個体差が大きい。ヨモギエダシャクに雰囲気は似るが外横線は大きく屈曲し横脈紋はほとんど認められない。

普通種だが多くは無い 2789

ハラゲチビエダシャク

2020・6・6 豊川市平尾町(65m)

食餌・コナラ クヌギ

 

ハミスジに似た雰囲気を持つが二回りほど小さい。内横線内側は淡色で胴体も同じ色合いになる。

各地できわめて普通に見られる。

2804

クロスジハイイロエダシャク♀

2020・5・29 設楽町三都橋(620m)

食餌・コナラ タニウツギ

 

前後翅とも外横線の内側の後縁寄りに太い暗色帯が出る個体が多い。

愛知県の記録はやや普通

2805

クロスジハイイロエダシャク♂

2020・8・29 設楽町田峯(620m)

食餌・コナラ タニウツギ

 

外横線の雰囲気が違うので、別種を探したが、やはり本種だと判断。

愛知県の記録はやや普通

2805

フトフタオビエダシャク

2020・8・29 設楽町田峯(620m)

食餌・マメ科 ヤナギ科 他広食性

 

外横線は中央付近で翅脈に沿ってM字状に黒ずむ。また外横線の外側に薄褐色の帯が認められる。愛知県の記録は多い。

2790

スギノキエダシャク

2023・5・4 設楽町栗島(390m)

食餌・スギ カラマツ

 前種と混同されてきたが、より暗いこと・前翅外横線の曲がりが弱いこと、外横線外側の暗色帯が発達しないこと等で見分けられている。前種よりは少ないと思われるが、稀種ではないだろう。2790-2

オオトビスジエダシャク

2023・3・24 新城市富岡(130m)

食餌・ヤマモモ キク 他広食性

 

外横線中央付近の紋が薄黒く丸く見えやすい。翅に赤みはない。

愛知県の記録は多い。

2792

ウストビスジエダシャク

2018・5・12 新城市作手(550m)

食餌・ミズキ 他やや広食性

 

前種に似るが全体に赤味がかる。

愛知県の記録はやや少なめ。

 

2793

ババエダシャク ♀

2023・6・23 豊根村坂宇場(990m)

食餌・マルバマンサク

 

♀は♂に比べて白っぽいが黒色の横脈紋は常に認められ、特に前翅のものは大きい。通常では外横線はこの個体より濃いのが普通。

愛知県の記録は見当たらない 2761

フトオビエダシャク

2018・5・4 新城市吉川(140m)

食餌・ヨモギ

 

スレているので判りにくいが、中・外横線間隔がが後縁で著しく狭くなる。

愛知県の記録はやや少なめ。

2772

マエモンキエダシャク

2021・6・5 設楽町田峯(620m)

食餌・

内・中横線はほぼ等間隔だが、外横線は後縁側で中横線に接近する。全面に散布される黒色鱗は横に流れる。

愛知県の記録はやや少なめ。

2787

キスジハイイロナミシャク

2023・8・4豊根村坂宇場(990m)

食餌・

 

前翅の横線は灰褐色から暗褐色で外横線と内横線の1本は太く橙褐色みを帯びる。

関東では普通種とされているが、愛知県での記録は少なめ 2513

ナミガタエダシャク

2018・5・11 新城市富岡(105m)

食餌・コナラ サクラ 他広食性

 

内・中横線の間隔がポイントで地色の個体差は大きめ。愛知県では各地で記録は多いが、自分が見た数はまだ少ない。

2788

チャエダシャク ♂

2021・12・3 豊川市千両町(50m)

食餌・チャ 他広食性

 

♂触角は羽毛状。翅表は茶褐色から灰褐色。外横線は良く目立ち前翅では中央付近から内側へ曲がる。後翅ではやや直線に走る。

晩秋に現れやや普通くらい 2835

 

ナカウスエダシャク

2017・5・20 豊川市千両町(95m)

食餌・ブナ科 バラ科 他広食性

 

外横線の内側が淡色となる。♂はやや褐色味がある。晩春から晩秋まで何処でも多く見られる。

 

2752

ヒメナカウスエダシャク

2023・9・15豊根村坂宇場(1150m)

食餌・モミ コメツガ トウヒ

 

前種に似るが淡色帯がより目立つ。

晩夏に山地帯で得られる。愛知県の記録は少なめ。

 

2753

ウスバシロエダシャク

2024・3・30豊根村坂宇場(1150m)

食餌・コナラ マンサク 他

 

前種に似るが緑や赤みがかり、春に現れる。低山地~山地でやや少なめか。

 

2766

ウスバキエダシャク

2022・3・25 豊川市足山田(70m)

食餌・ヤシャブシ 他広食性

 

前翅の内横線が後翅にまで繋がる早春の蛾。

林縁から山地まで数は多い。

 

2765

ウスバキエダシャク

2024・3・15 新城市富岡(130m)

食餌・広食性

 

内外横線の間が淡色になるものも良くいる

 

2765

ニセオレクギエダシャク?

2018・8・17 新城市富岡(120m)

食餌・スギ ヒノキ 他広食性

 

白い亜外縁線が目立たなく波状も緩い。翅の中央付近の黄色鱗粉が多い

とかの「傾向」があるとされるが、交尾器の解剖が必要とされる。

2750

オレクギエダシャク?

2017・9・23 豊川市平尾町(72m)

食餌・ヤナギ クワ カエデ 他

 

白い亜外縁線が目立ち波形が強いという理由だけでいい加減な仮同定。愛知県ではオレクギの方が記録は多いが、どちらも少なくはなさそう。

2749

ハンノトビスジエダシャク

2017・5・2 豊川市平尾町(65m)

食餌・ハンノキ ヤシャブシ 他

 

色彩的にはオレクギ系を薄くしたような印象。胴体背の中央部分が白くなる。

各地で普通に見られる。

2800

チビトビスジエダシャク

2018・6・30豊根村坂宇場(1150m)

食餌・アカシデ クマシデ

 

前種に似るが外横線が、より前縁寄りで「く」の字に曲がる。

低山地以上で記録されるが、前種よりは少なめ。

2801

チビヒメナミシャク

2018・8・14豊根村坂宇場

食餌・イタヤカエデ サワシバ

 

山地での記録が多いが、全体数は少なめ。

 

2515

テンスジヒメナミシャク

2017・5・3 豊川市千両町(100m)

食餌・アカシデ

 

二本の赤茶色の帯が目立つ。

山麓部から見られるが、それほど多くはなさそう。

2516

 

ナナスジナミシャク

2018・9・28豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 

エダシャク風のナミシャク。

主に山地で記録されているが、渥美半島での記録もある。記録自体は少なめ。

2512

ヒロバウスアオエダシャク

2020・5・27 豊川市千両町(150m)

食餌・ウバメガシ シデコブシ

 

前翅の内外横線がほぼ等間隔で、後縁は褐色ががる。

各地で最も普通に見られる。

 

2784

シナトビスジエダシャク

2019・5・25豊根村坂宇場(1150m)

食餌・コナラ マンサク 他広食性

 

外横線の途切れ方は比較的安定しているもうが多い。

普通種と思われるが記録はそれほどは多くない。

2785

マルバトビスジエダシャク

2018・8・3豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 

波状の外横線のみが良く目立つ。

愛知県の記録は少ない。

 

2751

シロオビマルバナミシャク

2018・8・3豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ヤマハンノキ ヒメヤシャブシ

山地での記録が多い。

愛知県では少なめ。

2504

キバネトビスジエダシャク

2020・5・15 設楽町三都橋(620m)

食餌・

 

白黒シャクガと斑模様、どちらとも取れる色彩。

愛知県の記録は少なめ。

2802

ルリモンエダシャク

2018・4・30豊根村坂宇場(1150m)

食餌・コナラ シラカバ 他広食性

 晩春の蛾で内横線が二重になり、その線は胴体にまで及ぶ。横脈紋は欠くかわずかに認められる程度。

やや山地性で少なめだったが、最近増えている?

2742 

ニッコウエダシャク

2021・4・30豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ミズナラ リンゴ 広食性

 

前縁部分の黒斑が目立つ。地色の個体差は大きめだが、胸部肩板先端は黒い。後翅外縁は波打つ。

春の蛾で愛知県の記録はやや少なめ。2847

プライヤエダシャク

2018・6・2 新城市作手(550m)

食餌・

 

初夏に現れる傘型に止まるエダシャク。前翅中央付近にコの字型の白色紋が現れる。

普通種だがやや局地的。

2734

キジマエダシャク

2021・4・30豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ガマズミ オオカメノキ

 

前種に似るが前翅の各脈は黄色味を帯びM1脈の黄色条はよく目立つ。

愛知県の記録は少なめ

2733

ソトキクロエダシャク

2021・9・11豊根村坂宇場(1150m)

食餌・一部のシダ類。

 

傘型に止まり、白い外横線が目立つ。

低山地以上で記録されている普通種だがやや少なめか。

2813

ヒロバトガリエダシャク

2021・3・6 豊川市千両町(70m)

食餌・広食性

 

前翅は灰白色で、鋸歯状の内外横線が目立つ。後翅は白っぽい。

比較的普通とされる

2354

ホソバトガリエダシャク

2021・2・28 豊川市千両町(50m)

食餌・コナラ クヌギ 他広食性

 

ヒロバトガリエダシャクに似るが鋸歯状の外横線が、中央付近で大きく内側へ入る。後翅はやや暗色。

早春のやや普通種。

2853

 

アトジロエダシャク

2017・3・4 豊川市足山田(70m)

食餌・ブナ科 バラ科 他広食性

 

屋根型に止まる様は、最初はヤガ科と勘違いしてしまった。

早春の蛾で、多く見られる。

2849