フタキスジエダシャク

2022・11・12豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ズミ アズキナシ 他

 

黄色い内外横線で、同定は容易。

晩秋の山地で見られるが愛知県の記録は少なめ。

 

2760

クロクモエダシャク(黒化型)

2018・10・3 豊川市千両町(150m)

食餌・ヒノキ ビャクシン

 

最普通種のクロクモエダシャクが黒化した個体と思われる。

 

2740

ウスバキエダシャク(黒化型)

2017・3・30 豊川市千両町(95m)

食餌・ヤシャブシ イヌツゲ 他

 

早春の普通種ウスバキエダシャクが黒化した個体と思われる。

 

2765

 

ウスバミスジエダシャク(黒化型)

2022・8・26豊根村坂宇場(1150m)

食餌・広食性

 

最普通種のウスバミスジエダシャクは通常は淡褐色の斑模様だが、黒化したと思われる個体。

2774

 

プライヤエダシャク(黒化型)

2020・6・2 設楽町三都橋(620)

食餌・

 

ほぼ黒く、プライヤエダシャク特有の中央のコの字紋と、翅頂の短条のみ現れている。

 

2734

シロオビクロナミシャク

2023・9・15 豊根村下黒川(900m)

食餌・ツルアジサイ

 

後翅に白帯をもつものもいる。縁毛は黒いが、翅頂部と肛角は白色となる。昼行性の為か記録は少なめ。

2371

 

シラフシロオビナミシャク

2014・5・2 新城市七郷一色

食餌・ヤマアジサイ

 

似た雰囲気の種が数種いるが、前翅亜外縁部に2つの白点を持つのが本種の特徴。縁毛は白黒のまだらとなる。晩春と初秋の頃に見かける。

2372

シラフシロオビナミシャク

2023・9・9 豊根村下黒川(900m)

食餌・ヤマアジサイ

 

後翅の白帯が消えた個体。前翅亜外縁部の2白点と縁毛のまだらが区別点。愛知県の記録はシロオビクロナミシャクと同程度。

2372

シロモンクロエダシャク♂

2018・7・14豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ツルウメモドキ マユミ 他

 

白斑が特徴的だが、色彩変化は大きいとされる。

 

愛知県の記録は少なめ。

2874

シロモンクロエダシャク♀

2020・6・27 設楽町田峯(620m)

食餌・ツルマサキ マユミ 他

 

♀はこのような型も多いようだ。

 

愛知県の記録は少なめ。

2874

ナシモンエダシャク♂

2020・5・29 設楽町田峯(620m)

食餌・コメツガ トドマツ

 

地色・斑紋の個体差がある。

県内の中山地以上で記録されているが、やや少なめ。

2906

ナシモンエダシャク♂

2020・7・31 設楽町田峯(620m)

食餌・コメツガ トドマツ

 

褐色みの強く白い部分は小さい個体。かなり違った印象を受ける。

 

2906

ナシモンエダシャク♀

2021・5・22 設楽町田峯(620m)

食餌・コメツガ トドマツ

 

♀は茶褐色で白帯部分が広め

 

2906

フタオモドキナミシャク

2021・8・8豊根村坂宇場(1000m)

食餌・

 

独特の色彩をしている。

愛知県では少なめで、山地寄りの記録が多い。

2390

ネグロエダシャク

2022・11・3 設楽町裏谷(920m)

食餌・ホオノキ

 

前翅は灰白色で基部寄りが濃色。中横線より内側は濃色となり、中横線は二度「く」の字に折れる。

愛知県の記録はやや少なめ。

2762

ナカジロネグロエダシャク

2022・10・22 設楽町裏谷(920m)

食餌・ホオノキ(飼育記録)

 

ネグロエダシャクに似るが中横線は前縁寄りで一度しかふくらまない。

秋に見られるがやや少ない。

 2763

ナカシロオビエダシャク

2018・8・3豊根村坂宇場(1150m)

食餌・モミ

 

三本の横線が後縁で集まるような模様。ただ色彩の変異は大きめ。

低山地くらいから見られるが、やや少なめ。

2771

ニトベエダシャク

2021・11・25豊川市千両町(100m)

食餌・広食性

 

内・外横線の外側は暗褐色で中間は淡黄土色。♂は触角が櫛歯状で♀よりも翅の幅が広い。

晩秋の蛾でやや少なめの普通種。

2848

フタテンエダシャク

2022・10・14豊根村坂宇場(1150m)

食餌・イチイ

 

翅を閉じて止まる種で、裏面は黒灰褐色。基部と前縁に緑色鱗を散らす。

愛知県の記録は少ない。

2917

フタテンエダシャク

2022・10・14豊根村坂宇場(1150m)

食餌・イチイ

 

上と同じ個体。

翅表はぼやけた灰褐色で、前縁は濃色で二つの淡色斑がある。

 

2917

オカモトトゲエダシャク

2021・2・14 豊川市千両町(50m)

食餌・クルミ ナラ ニレ 他

 

独特の静止ポーズをする早春の蛾で、活動時間はやや遅めとされる。クワトゲエダシャクに似るがこちらの方が普通種。

2831

フタマエホシエダシャク

2020・6・5 設楽町三都橋(620m)

食餌・アクシバ ハナヒリノキ 他

 

内外横線は認められず、頭部複眼の間が黄色い。

山麓部から山地まで見られる。

2916

ウスクモナミシャク

2018・6・9豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

コウスクモナミシャクに似るが少し大きく、♂の触角は櫛歯状。地色は淡い。

愛知県の記録は少なめ。

2374

コウスグモナミシャク

2020・6・5 設楽町田峯(620m)

食餌・アオミズ(産卵を観察)

 

ウスクモナミシャクやミツボシナミシャク(未)よりも小型で地色は暗い。前縁の黒紋や横線は明瞭。

愛知県の記録は少なめ

2377

マエモンハイイロナミシャク

2018・4・30豊根村坂宇場(1150m)

食餌・カマツカ

 

前翅外横線は前縁から中央くらいまでは明瞭で、それ以降は殆ど消失する。

春に現れ少ない。

2510

フタモンコナミシャク

2024・4・13 豊根村三沢(1050m)

食餌・

 

前種に少し似るが横脈紋は大きく黒色短線状で目立つ。

 

春に現れ山地性でやや少なめ。

2511

クロオビシロナミシャク

2018・4・30豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 

ホソクロオビに似るが内横線良く目立ち、後縁で外方に向かう。

愛知県の記録は少ない。

2356

ホソクロオビシロナミシャク

2024・4・13 豊根村三沢(1050m)

食餌・

 

前種によく似るが内横線の発達は全般に弱めで、はっきり認められる場合は後翅に対してほぼ垂直に走る。

愛知県の記録は同様に少ない。

2357

キリバネホソナミシャク

2018・9・1 豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ウド

 

後翅が小さくて、角張る。

やや山地寄りで普通に見られる。

 

2381

テングナミシャク

2017・8・4 豊川市東上(110m)

食餌・タイミンタチバナ 他

 

中脈紋が親指を立てているような特徴的な形。

東三河では最近記録され始めた。

2629

テンヅマナミシャク

2021・9・2 豊根村坂宇場(1150m)

食餌・クサギ

 ナミシャク亜科

翅表の地色はやや紫みを帯びた茶褐色で、波状や鋸歯状の黒色線が走る。

愛知県の記録はやや少ない

2446

クロテンサビイロナミシャク

2018・7・12 新城市作手(550m)

食餌・イズセンリョウ

 サビイロナミシャクに似るが翅が明るくやや緑味を帯びる。前縁部に黒色斑を持ち、外横線は前半部で外側に強く張り出す。

愛知県の記録は少なめ。

2638

 

サビイロナミシャク?

2017・6・30 豊川市千両町(120m)

食餌・イズセンリョウ 他

 

暗色の外横帯は前後翅とも太く、横脈点は前後翅とも小さい。

愛知県の記録は少なめ。

2637

 


アオスジナミシャク  2022・5・7 設楽町田峯(620m)

食餌・

小型で前後翅とも暗色で丸みを持ち、はっきりしない濃淡の横線が数本走る。裏面は特徴的で前後翅とも前縁付近が橙褐色となる。

愛知県の記録は少なめ 2632