クロスジキノメイガ

2015・5・16 豊川市千両町(110m)

食餌・

 

旧名クロスジキオオメイガ

翅を閉じ気味にして止まる。

市内では少なめ。

 

1422

ナニセノメイガ

2019・5・11 新城市富岡(120m)

食餌・アブラナ ダイコン 他

 

ナニセノメイガ亜科で、地色は淡黄色で多少淡褐色鱗を散布する。

記録はやや普通くらいだが、自分は当地で2例のみ。

1523

クロモンキノメイガ

2015・10・16 豊川市足山田(70m)

食餌・イヌタデ ダイズ 他各種

 

後翅を隠して止まるノメイガで色々な野菜を加害し、愛知県の記録は多い。

1766

 

ウスグロマルモンノメイガ

2019・8・10豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 

前翅は暗褐色~黄褐色で縁毛は黒褐色。外横線外側の淡色帯は目立たない。

愛知県の記録はやや少ない。

1771

ヒメトガリノメイガ

2017・5・12 豊川市千両町(290m)

食餌・キク ヨモギ ゴボウ

 春型は大きめで色調は暗く、夏は小型で明るい橙黄色となりやすい。前後翅とも外横線がコの字になる。

縁毛は白で、ウスヒメトガリのように灰褐色にならない。普通に見られる。1797

クロヒメトガリノメイガ

2022・5・11 新城市吉川(130m)

食餌・

 斑紋様式は前種に似るが色合いが暗く、前・後翅の外横線の湾曲部の内側に明瞭な黄色紋がある。似るウスヒメトガリノメイガはこの黄色紋が不明瞭。やや少なめくらいか。

1799

ウラジロキノメイガ

2021・5・6 豊川市金沢(40m)

食餌・

 

翅の地色は黄色みが強く、外横線の少し外側から外縁にかけて黄褐色となる(この個体はスレて薄くなっいる。愛知県の記録は少なめ

1731

セスジノメイガ

2020・6・20 設楽町田峯(620m)

食餌・タケ類

 

平地~低山地の竹林の周辺に多い亜外縁が褐色のノメイガ。2015年は多かったが方眼紙を設置してからは飛来が少ない。県内記録はかなりの普通。1685

ヒメセスジノメイガ

2018・6・30豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 

前種に似るが、外横線の曲がり方が違う。また外縁の黄色部分が少し広い。

前種より山地性で、やや少なめ。

1686

コブノメイガ ♀

2020・8・12 設楽町田峯(620m)

食餌・イネ科植物

 

自宅前では秋口に数を増やす。

ハネナガコブノメイガ(未)に似るが外横線は直線的。

各地で多く見られる

1574

コブノメイガ ♂

2019・8・19 豊川市曙地区(20m)

食餌・イネ科植物

 

♂には前翅前縁中程に目立つ瘤が存在する。

♀よりも自宅前ライトに来ないのは単なる偶然なのだろうか?

1574

トビヘリキノメイガ

2018・8・13 新城市作手(500m)

食餌・コバノタツナミ

 

クロズノメイガに似るが、外縁の暗褐色帯は幅広い。

愛知県の記録は少なめ。

1617

ナカキノメイガ

2019・8・17 新城市富岡(120m)

食餌・ガガイモ

 

前後翅の外縁部は幅広く黒黄褐色でその内側は黄色。

中室端に黒褐色の環状紋がある。

愛知県の記録は少ない。

1584

ハカジモドキノメイガ

2020・6・6 豊川市平尾町(65m)

食餌・一部のササ

 

後翅の外横線が外側の濃褐色部に接する。

市内では2例、愛知県下ではやや少なめくらいか。

1576

キモンウスグロノメイガ

2020・8・8豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ヤマブキショウマ ツタ 他

 

中央で張り出す外横線の外側は黄色帯で明瞭に縁取られる。

山地寄りで見られるが少なめ。

1709

コキモンウスグロノメイガ

2023・6・17 豊川市東上(110m)

食餌・マメヅタ 蘚苔類

 

前種に似るが一回り小さく、外横線外側の黄色帯は波状をなさない。

愛知県の記録はやや少なめ。

1710

イノウエノメイガ

2020・7・31 設楽町田峯(620m)

食餌・

 

前翅前縁の中央から翅頂にかけて数個の暗色点が並ぶ。

愛知県では少なめ。

1600

キイロフチグロノメイガ

2020・9・5豊根村坂宇場(1150m)

食餌・サンカヨウ

 

フチグロノメイガに似るが外縁の濃色部の幅が広く濃色。オオフチグロノメイガは後翅横脈紋がやや明瞭。

愛知県の記録は少なめ。

1754

ホソバソトグロキノメイガ

2017・8・15 豊川市萩地区(200m)

食餌・

 

前翅中室の黄紋は上下に分かれない。

愛知県の記録はやや少なめくらい。

低地寄りでよく見かける。 

1592-2

ハラナガキマダラノメイガ♀

2018・7・21 設楽町三都橋(650m)

食餌・アズキナシ

 

前翅前縁は太く黒褐色。中室の黄紋は二つに分かれる。

前種より山地寄りで記録が多い。

1591

ハラナガキマダラノメイガ♂

2019・8・10豊根村坂宇場(1150m)

食餌・アズキナシ

 

♂は翅形がかなり細長い。

 

1591

タイワンモンキノメイガ

2017・8・17豊川市本宮山頂(750m)

食餌・ノブドウ

 

前種等に似るが、後翅の基部寄りは黄色の部分が多い。

愛知県では記録は多めだが、自分は2頭のみの遭遇。

1641

ウンモンシロノメイガ

2020・7・31 設楽町三都橋(620m)

食餌・マンサク

 

前種数種に比べると外縁部まで、薄黄色と黒褐色の網目模様。

愛知県の記録は少なめ

1792

キイロノメイガ

2018・8・14豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ヒヨドリバナ サワギク他

 

似た色彩の他種に比べ、淡色部が少ない。

愛知県の記録はやや少なめ。

1745

モンスカシキノメイガ

2020・7・18 設楽町田峯(620m)

食餌・不明

 

山地性のノメイガのようで、600㍍以上で数回出会っている。

愛知県の記録はやや少なめか。

1750

クロスカシトガリノメイガ

2015・6・7 豊川市旗頭山下(60m)

食餌・エノキ ヤマモミジ

 

スカシトガリノメイガに似るが、外側の半月紋の両側が暗褐色となる。

県内の記録は普通。

1533

 

スカシトガリノメイガ

2019・5・31 新城市富岡(120m)

食餌・エノキ

 

前種に似るが半月紋の外側は明るい。

愛知県の記録は少なめ。

1532

シロテンキノメイガ

2020・6・25 豊川市千両町(150m)

食餌・クリの花 他

 

小型のノメイガで数は多い。前翅前縁中ほどの半円紋が目立つ。最普通種で本宮山頂のライトでは100頭前後が集まったこともある。

 1598

サツマキノメイガ

2017・9・23 豊川市平尾町(65m)

食餌・不明

 

前種に似るが褐色味が強く、外横線の曲がり方が大きい。前翅半円紋の外側に黒点が現れる。前種ほど多くは無いが相当の普通種。

1601

ネモンノメイガ

2018・8・13 新城市作手(500m)

食餌・

 

横線は前種に似た雰囲気だが、淡黄色。環状の横脈紋が目立つ。

愛知県の記録は少なめ。

1603

ハングロキノメイガ

2024・4・12 豊川市萩地区(150m)

食餌・スダジイ

 

止まった時に長方形の濃い部分が目立つ。南方系のノメイガで1990年当時は愛知で記録はなかったようだが、最近では時々見かける。

1637

シロヒトモンノメイガ

2017・5・20 豊川市千両町(95m)

食餌・アワブキ チャ

 

白い大きな紋がとても目立つノメイガで似ている種は知らない。

普通に見られる。

1589

キボシノメイガ

2019・5・31 新城市富岡(120m)

食餌・不明

 

似た雰囲気の種はいくつがあるが本種は前翅の前縁にだけ黄斑がある。やや少なめな普通種。

 

1590

ヤツボシノメイガ

2017・8・19 豊川市本宮山(750m)

食餌・クチナシ タニワタリノキ他

 

南方系のノメイガで標準図鑑では近畿以西となっているが、近年では少なからず愛知県内で得られている。

1681

キベリスカシノメイガ

2020・6・25 豊川市千両町(150m)

食餌・カゴノキ

 

とても綺麗なノメイガで前縁の中程が黄色になる。翅を広げて止まる方が多い。

愛知県の記録は少ない。

1793

モンキノメイガ

2020・6・25 豊川市千両町(150m)

食餌・

 

前種に似るが外縁は濃色。内・外横線が鮮明でその前縁部も淡黄色となる。

県内の記録は少なめ

1534

キモンホソバノメイガ

2020・6・4 豊川市千両町(150m)

食餌・モウソウチク ハチク

 カギバノメイガやキベリハネボソノメイガの♂にやや似るが、前縁2/3に黄色い四角斑がある。

2006年に愛知県で発見され、最近は県内で普通。

1690-2

カギバノメイガ♀

2018・5・11 新城市富岡(110m)

食餌・不明

 

かなり特徴的な形の前翅を持つ。♂の方が♀よりも翅の色が濃い。

普通種だがたまにしか見ない印象。

 

1689

カギバノメイガ♂

2018・5・11 新城市富岡(110m)

食餌・不明

 

♂は三日月型に前翅が尖り、地色は濃褐色。先端以外の縁毛は淡黄色。

 

1689

キベリハネボソノメイガ ♂

2017・5・21 豊川市曙地区(20m)

食餌・モウソウチク マダケ

 

前種に似るが体は黄色。

縁毛以外に外縁も淡色となる。

♀は黄色一色で、別項に掲載。

愛知県の記録は多い。

1690

未撮影の愛知県で記録のある黄茶色のノメイガ

 

イネハカジノメイガ ハカジモドキノメイガに似るが小型 少ない

ハネナガコブノメイガ コブノメイガより外縁の濃色帯は広い 少ない

クロフキノメイガ シロテンキノメイガに近縁で亜外縁部はより濃い 少なめ

ウスバキンノメイガ 黄色の地色に褐色のぼかし斑が数個目立つ 稀

ウスキモンノメイガ モンキノメイガ風だが黄白色紋がより大きい 稀

クロヘリノメイガ 淡黄色地に暗褐色の横線 翅頂と後角も暗褐色 少なめ

ウスグロヨツモンノメイガ 暗褐色の地色に黄白色斑 帯にはならない 稀

キササゲノメイガ 淡黄白色地に網目模様 前翅中央後縁寄りが濃色 少なめ

ミナミホソバノメイガ キベリハネボソノメイガに似るが濃色のみ 稀

 ヘリグロノメイガ 各横線は破線状 外縁寄りは濃色 少ない

クロフキマダラノメイガ 外横帯が濃いウコンノメイガ風 稀

フチグロノメイガ 亜外縁より外が濃褐色 内側は淡い黄色 少ない 

タケノメイガ セスジノメイガに似るが外側は暗色 やや少ない

ウスヒメトガリノメイガ 縁毛の外半は灰褐色が近似種との区別点 少なめ

クロヒメトガリノメイガ 外横線の湾曲部の内側に明瞭な黄色斑 やや普通