クシヒゲキヒロズコガ

2020・10・2 設楽町田峯(620m)

食餌・

 

黄白色の地色に、前縁の基部と中央外寄りに大きな黒斑を持つ。

山麓から山地まで普通に見られる。

695

クロクモヒロズコガ

2017・7・21 豊川市千両町(120m)

食餌・

 

前翅の黒斑は前縁部ではまだらとなる。クシヒゲキにやや似るが黄色味を帯びない。

低地から山地まで普通。

705

マエモンヒロズコガ

2017・7・15 豊川市千両町(95m)

食餌・サルノコシカケ類

 

白色の前翅に翅頂寄りに黄色味を帯びる部分がある。黒帯は前縁でまだらにならない。

ある程度普通に見られるようだ。

700

アトモンヒロズコガ

2017・5・19 豊川市萩地区(150m)

食餌・サルノコシカケ類

 

細めに止まり、黒い頭に背に黒丸 という独特の斑紋。

比較的普通に見られるようだ。

697

 

シマヒロズコガ

2017・6・30 豊川市千両町(120m)

食餌・朽木の樹皮

 

前翅は縞模様で7~8つの明瞭に隆起した鱗粉の束を持つ。

愛知県の記録はよく分からない。

709-2

スジモンオオヒロズコガ

2021・4・3 新城市富岡(120m)

食餌・ヒトクチタケ

 

前翅は明るい灰色で多数の褐色の小斑点と、長軸方向にのびる条紋を持つ。

やや少なめくらいか。

709-3

シイタケオオヒロズコガ?

2023・8・11豊根村坂宇場(1090m)

食餌・シイタケ・シイタケ菌ほだ木

 

他にニシシイタケ・ミナミシイタケ・キイシイタケ・ウスリーシイタケオオヒロスコガ等がいて互いによく似ている。

698

シイタケオオヒロズコガ?

2020・8・13豊根村坂宇場(1150m)

食餌・シイタケ シイタケ菌ほだ木

 

この個体は基部寄りが淡色でイメージはずいぶん違う。これもまたいずれかのオオシイタケヒロスコガと思われる。同定が難しい為か愛知県の記録は少ない  698

チャイロクシヒゲヒロズコガ

2023・7・14豊根村坂宇場(1150m)

食餌・朽ち木

 

♂の触角は櫛歯状。前翅は暗褐色で前縁に黒褐色帯がいくつかある。標準図鑑では記録地は南西諸島とされているが、ネット上では本土での記録も散見される。705-2

クロスジキヒロズコガ

2017・6・26 豊川市曙地区(20m)

食餌・枯葉

 頭部と前翅の地色は黒で、金色の帯が主に後縁側に強く出て外縁に至る。先端より少し内側に黄白色斑。

低地に普通と言うが愛知県の記録は不明。

709

アトキヒロズコガ

2017・9・1 豊川市宮路山(270m)

食餌・哺乳類の毛 鳥類の羽毛 等

 

前縁は黒灰色で後縁部はオレンジ色。中室端に半透明の紋がある。

愛知県の記録は少なめ。

718

フタモンヒロズコガ

2017・6・17

食餌・鳥の羽 毛皮 鳥の巣にて肉

 

頭部はクリーム色。褐色味を帯びた黒の前翅にクリーム色の紋と半透明紋を持つ。

718-2

マダラオオヒロズコガ?

2017・8・1 豊川市曙地区(20m)

食餌・マンネンタケ

 

ウスマダラオオヒロズコガ等に酷似する為に交尾器の確認が必要とされる。

愛知県の記録は少ない

697-2

ナガバヒロズコガ

2023・3・16 新城市富岡(130m)

食餌・

 

前翅は長く茶褐色の斑模様。ウスグロイガ等に模様は似るが静止長10ミリ前後と大型。

春に見られやや少なめ

702

ホソヒメヒロズコガ?

2017・8・16 豊川市宮路山(270m)

食餌・粉状地衣類

 

標準図鑑での絵合わせではこの種に似ているが、酷似する種が数種いるとのことで、自信無し。

石垣や石碑でよく見かけられるという 719-2

ウスグロイガ

2018・5・10 豊川市曙地区(20m)

食餌・動物質の毛やその加工品等

 

前翅は灰色を帯びた黄土色に3つの黒点を持つ。基部にも不鮮明な黒点を持つ場合もある。

愛知県の記録は少ない

711

マダラマルハヒロズコガ

2023・7・13 豊川市曙地区(20m)

食餌・アリの巣中でアリの幼虫等

 

下唇髭は全体に上向き湾曲。

前翅はやや幅広く淡い茶色に黒褐色の小斑点が散在。翅頂は丸い。

平地寄りで普通。

704

デコボコヒロズコガ

2016・7・22 豊川市千両町(95m)

食餌・腐朽木

 

翅表面に6~7つの隆起をもち、特に小楯板の左右にあるものが大きく目立つ。

愛知県の記録はまだ少なめ。

703

和名未定 Dryadaula sp

2017・6・24 豊川市千両町(290m)

食餌・

 

「みんな蛾」で未発表種となっているものとおそらく同一。

その後の経過が分からない。

 

ウスモンツマオレガ

2017・7・28 豊川市萩地区(155m)

食餌・枯れ木の樹皮

 

前縁に4つの明瞭な黒紋。翅頂と後縁に2つのやや淡い黒褐色斑を持つ。翅頂は反りあがる。

やや少なめくらいか。

721

クロスジツマオレガ

2015・8・1 豊川市千両町(120m)

食餌・朽木・枯れ木の樹皮

 

明瞭な黒条が基部から翅頂へ伸長し、その基部1/4から分岐して前縁に達する。

こちらもやや少なめくらいか。

722

イッテンシロナガヒロズコガ

2017・7・14 豊川市千両町(290m)

食餌・

 

前翅は灰色でやや翅頂寄りにぼやけた黒斑がある。

愛知県の記録は少なめ

709-5

ハチノスヒロズコガ

2021・5・28 新城市富岡(120m)

食餌・コマルハナバチ等の巣内

 

頭毛はオレンジ色で前翅は紫の光沢を帯びる暗茶褐色。

愛知県の記録は不明

707-2

クロエリメンコガ

2017・6・23 豊川市宮路山(270m)

食餌・枯れ枝(シナノキ) 他

 

レモン色と灰褐色の染め分けで頭部が黒い。

比較的普通に見られる。

726

モトキメンコガ

2015・9・4 豊川市上長山(94m)

食餌・

 

前種に似るが頭部はレモン色。

 

やや普通くらいか。

727

メンコガsp.

2017・6・16 豊川市萩地区(155m)

食餌・

 

ヘリグロメンコガ(未)に似るが染め分けは斜めにならない。

この場所では普通に見られる。

726-2

未同定1

2015・9・15 豊川市曙地区(20m)

食餌・

 

前頭は淡色、後頭は濃褐色。前翅は全体に艶のある淡褐色。

おそらくメンコガの仲間と思えるのだが・・・

未同定2

2017・8・13 豊川市萩地区(150m)

食餌・

 

比較的普通に見られる種だが同定出来ていない。

未同定3

2017・6・16 豊川市萩地区(150m)

食餌・

 

灰白色の地色に4条ほどの濃色破線がある。3回ほど遭遇

愛知県で記録のあるヒロズコガ科

 

コクガ 前翅は茶褐色の地色に不鮮明な横断帯を持つ 少ない 

 

ナガバヒロズコガ 前翅は長く茶褐色のまだら模様 やや少なめ

 

クロスジイガ 頭部は黄色 ウスグロイガに似るが前翅に長軸方向にのびる黒条を持つ 少ない

 

コイガ 前翅は黒褐色の前縁基部を除き黄白色の淡色 少ない

 

イガ 前翅は黄灰色で3つの黒点を持つ 少なめ

 

マエモンクロヒロズコガ 地色は黒で頭部は白い 前翅は前縁部に1/3から翅頂前にいたる大白紋 さらにその中に褐色紋、中室端に半透明紋がある  

やや普通くらい

 

マダラシロツマオレガ 地色は淡黄色で3対ほどの黒点がある 前翅前縁に斜めに伸びる濃色条がある 少なめ

 

アトボシメンコガ 前翅は紫光沢のある黒褐色で後縁開合部に淡黄色の三角紋を持つ 少ない

 

ヘリグロメンコガ クロエリメンコガに似るが染め分けは斜め 少なめ