クヌギハマキホソガ

2019・4・19　豊川市足山田(70m)

食餌・クリ　クヌギ　コナラ　他

　前翅はやや光沢のある淡赤褐色で、前縁の金黄色の逆三角形は翅頂付近まで延びる。前縁淡色部には数個の黒褐色点があり、後縁基部は金黄色。普通に見られる

766

ヤナギコハマキホソガ

2020・7・18　設楽町田峯(620m)

食餌・ヤマナラシ　シダレヤナギ

前翅中央の三角紋は後縁に達して広くなり、ほぼ台形になる。後縁の基部には細長く金黄色の紋がある。

愛知県の記録は少ない

756

チャノハマキホソガ

2018・4・1　豊川市萩地区(150m)

食餌・チャ　ツバキ　サザンカ

やや紫がかった暗褐色で、前縁中央基部寄りにある三角紋は黄色味が強い。

愛知県の記録は比較的普通

757

コガネハマキホソガ

2021・6・9　豊川市萩地区(100m)

食餌・サカキ

かなり紅く見えるホソガで、見る角度によって紫を帯びる。リンゴハマキホソガ等に似るが淡色部がより広い。愛知県の記録は不明

759

モミジハマキホソガ?

2021・6・11　設楽町川合(230m)

食餌・イロハモミジ　他

斑紋はモミジハマキホソガの斑紋融合型に見えるが、本来は暗褐色で紫の光沢を帯びる。この個体はかなり黒いので疑問符とした。モミジハマキホソガはやや少なめ　773

クロコハマキホソガ(秋型)

2022・11・3　新城市本宮山(660m)

食餌・カエデ類

この仲間では大きめの部類で、全体に夏型より濃色となる。顔面は濁った黄色で前縁の三角紋は白みが強く、褐色鱗を散らす。

愛知県の記録は少なめ　767

エノキハマキホソガ(秋型)

2023・4・28豊根村坂宇場(1150m)

食餌・エノキ　エゾエノキ

前種に似るが小型で顔面は白みが強い。銀白色の三角紋は暗灰色の鱗粉が前種より密に混じる。夏型では三角紋は黄白色となる。愛知県の記録は少ない。774-6

キスジハマキホソガ

2023・8・11豊根村坂宇場(1220m)

食餌・ダケカンバ　ミズメ

　頭部～前翅はやや光沢を持つ黒色。前縁基部から1/3付近から金黄色の帯が出るが後縁には達しない。イチモンジハマキホソガに似るが夏の個体ではより濃い。

愛知県の記録は少ない　744-4

マメハマキホソガ

2018・10・7豊根村坂宇場(1150m)

食餌・マメ科

前翅は暗黄土色でわずかに金属光沢があり、前縁は淡色で小黒点を散布する。下唇髭は前方に突出する。

愛知県の記録は少ない

764

ナラウススジハマキホソガ?

2018・6・2　新城市作手(550m)

食餌・クリ　クヌギ　シイ　他

下唇髭は前方に伸びる。顔は灰白色、頭と胸背は灰黄色。前翅は黄褐色で斑紋は不鮮明。

愛知県の記録はやや少なめ

782-2

ハンノハマキホソガ　(秋型)

2021・10・15豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ケヤマハンノキ　他

夏の個体は黄褐色だが、秋の個体は全体に茶褐色。無紋だが時に前翅前縁と後縁近くに黒紋を有する個体も出現するといわれる

愛知県の記録は不明　765

タデキボシホソガ　夏型

2020・8・10　豊橋市大村町(5m)

食餌・タデ属　ギシギシ属　他

　ミツキボシホソガに似るが、後縁基部寄りにも黄白色紋がある。

秋の個体は全体に褐色が強く、黄白色紋は消失傾向にある

愛知県の記録はやや少ない

784

ミスジホソガ

2023・6・9　豊川市千両町(150m)

食餌・

静止長が10㍉程ある大きめのホソガ。前翅の地色は白銀色で黄褐色の帯が目立つ

愛知県の記録は少なめ

797-2

シラキハキリホソガ(秋型)

2021・3・11　豊川市千両町(150m)

食餌・シラキ

夏型と秋型で色彩斑紋はかなり違う。秋型の前翅は暗い灰褐色で基部付近は広く黒褐色で先端近くに黒いT字紋がある

愛知県の記録は少ない　762-2

ウスズミホソガ

2023・3・22　新城市富岡(130m)

食餌・アラカシ・コナラ・クヌギ他

触角が長く、前翅の1.4倍。基部1/3・中央・3/4に前縁から外側に斜走するやや幅広い淡色帯がある。

愛知県の記録は見当たらない801-6

ツツジハマキホソガ?

2017・9・1　豊川市宮路山(270m)

食餌・ツツジ類

顔は光沢のある白。前翅前縁は基部1/4から先端近くまで淡い金黄色で翅の端半分近くを占める。

愛知県の記録はやや普通くらい

774

ヌルデギンホソガ

2022・4・12　豊川市千両町(150m)

食餌・ヌルデ　ハゼノキ　他

顔～胸背は白色。前翅は白色で暗褐色帯に縁取られる。ニガキホソガによく似るが翅端前の白斑が発達する傾向にあるとされる。

愛知県の記録は少なめ　802

マテバシイホソガ

2022・9・14　豊川市千両町(290m)

食餌・シイ類

頭部と胸背、前翅後縁は白く、肩板～前翅前縁は暗灰褐色。先端1/3付近で前縁の暗灰褐色部は後縁に届く。

屋久島で記録されている種で愛知県での記録は見当たらない　800-3

キンモンハマキホソガ

2023・4・14　豊川市萩地区(200m)

食餌・ハゼノキ　ヤマハゼ

　前翅は暗灰色で黒色鱗が混じる。基部近くに細い紋、中央基方に長めの三角紋、その外方前縁に2～３の小さい紋。それらの紋の後縁側にも更に小さい金黄色の紋が散在する。

県内の記録は見当たらない。767-2

ホシボシホソガ?

2023・6・15　豊川市東上(110m)

食餌・バラ科の一部

この他にカバホシボシホソガ・チビホシボシホソガ・ハンノホシボシホソガ等がいて斑紋だけでは区別できないとされる。最も分布の広いのがホシボシホソガで749

未同定ハマキホソガ1

2015・12・8　豊川市足山田(70m)

食餌・

未同定ハマキホソガ2

2021・10・30豊根村坂宇場(1250m)

食餌・

地色は暗褐色で乳白色の三角紋はやや台形で暗褐色の小斑を散らす。その周囲は地色より濃い。

未同定ハマキホソガ3

2022・5・4豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

暗褐色の前翅に黒褐色の楕円斑を数多く散らす。このタイプの斑紋の種は図鑑に載っていないようなので、不明種。

クヌギキンモンホソガの仲間

2017・9・30　豊川市千両町(150m)

食餌・

クヌギキンモンホソガ・ミスジキンモンホソガ・ニセクヌギキンモンホソガは斑紋で明確な区別点は無いとされる