モントガリバ

2020・6・20 設楽町田峯(620m)

食餌・エビガライチゴ 他

 

桜の花びらを散らしたような模様だが同じような雰囲気の種がいる。その中では比較的よく見られる種。

似た種 カワムラトガリバ キマダラトガリバ(どちらも未)  2113

ウスベニトガリバ

2021・3・29 設楽町田峯(620m)

食餌・ミズキ

 

紋の配置はキマダラトガリバ(未)に似るが、各斑紋が細長い。

愛知県の記録はやや少なめくらい

2116

ヒメウスベニトガリバ

2020・8・13豊根村坂宇場(1150m)

食餌・コゴメウツギ モミジイチゴ

 

モントガリバを派手にしたような蛾。

全国的に普通種とされるが、この地域ではそこまで多くない印象

 2122

アヤトガリバ

2020・6・2 設楽町三都橋(620m)

食餌・カジイチゴ コジキイチゴ

 

次種に似るが内と外を染め分ける白線が広く後縁のまで届く。普通種になるのだろうが自身はまだ2回しか出会えていない。  

2117

オオアヤトガリバ

2018・5・18 新城市富岡(120m)

食餌・クサイチゴ ノイバラ 他

 

こちらは内と外を染め分ける白線がかなり細く、後縁まで届かない。こちらの方が出会い易い印象を受ける。

2119

オオマエベニトガリバ

2020・5・22 設楽町三都橋(620m)

食餌・ソメイヨシノ ナナカマド 

 前縁が薄紫で良く目立つ蛾。ライトにはよく来るが中々止まらないで最後には飛び去ってしまうものが多い。本種に比べ内外横線がはっきりしているマエベニトガリバ(未)は少ない  2129 

オオバトガリバ

2020・5・23 豊川市千両町(150m)

食餌・クヌギ ミズナラ

 

次種に似るが淡色帯が狭めで、腎状紋のみが目立つ。

愛知県の記録は多め

 

2125

ホソトガリバ

2017・6・10 豊川市足山田(78m)

食餌・クヌギ コナラ

 

前種に比べ中央の淡色帯の幅が広めで腎状紋も環状紋も目立つ。

平地~低山地に多い種。

 

2126

ギンモントガリバ

2020・6・2 設楽町三都橋(620m)

食餌・

 

濃灰色の地色に淡灰色の小斑紋を散らしたように見える。ウスジロトガリバにやや似るが、腹部背面に黒い毛束がある。愛知県では山地で見られる。2135

ウスジロトガリバ

2020・8・21 設楽町田峯(620m)

食餌・ブナ

 

晩春から夏のブナ帯で見られる山地性のトガリバで、やや小さめ。

愛知県の記録はそんなには多くない。

2136

ウスムラサキトガリバ

2020・10・3豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 

晩秋の蛾で前翅の基部が白っぽく見える山地性の種。前翅基部近くと横脈上に隆起した黒色鱗がある。

愛知県の記録は少ない。

2139

タケウチトガリバ

2021・6・25豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ミズキ

 黒っぽい色調だが薄めのものもいる小型のトガリバ。翅頂のトガリバ紋の内側の淡色部が目立つ夏の蛾。山地では比較的よく見られるが豊川市での記録もある。

2142

ナカジロトガリバ

2022・10・22 設楽町裏谷(920m)

食餌・マメザクラ

 晩秋に現れる基部と中央の白帯が広いトガリバで、シャクガの様に弱々しい印象を受ける。豊川市の山麓でも山地のブナ帯でも見られるが比較的少なめ。

2134

ネグロトガリバ

2020・8・13豊根村坂宇場(1150m)

食餌・オニグルミ

 

前翅基部は茶褐色で外半は銀灰色の独特な色彩。

愛知県の記録は少なめ

2140

ムラサキトガリバ

2023・10・7豊根村坂宇場(1000m)

食餌・コナラ ミズナラ アラカシ

 

次種に似るが基部はそれほど淡色ではなく前翅中央の二つの紋の位置に隆起鱗が見られる。この隆起は通常外側の方が長い。秋の蛾で普通種

2137

ニッコウトガリバ

2021・10・15豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

前種より茶色味を帯びることが多いが、似たような色のものもいる。腹の真ん中付近に黒い毛束があり前胸背の毛が茶色で頭部は淡色。

晩秋の蛾で個体数は多い。     

2138

マユミトガリバ

2023・3・11 新城市富岡(120m)

食餌・クヌギ コナラ カシワ

 

早春にだけ現れるトガリバでクラマトガリバに似るが腹部中央の黒い毛束があることで見分けられる。主に低標高地で普通に見られるが、山地にもいる。 2146

クラマトガリバ

2021・3・21豊根村坂宇場(1150m)

食餌・クマシデ

 

内外横線の両側は暗い。環状紋は小さな黒色点、腎状紋は黒色短線。

記録はやや少なめだが山地ではよく見かける。

2145

ヒトテントガリバ

2023・6・18豊根村坂宇場(1220m)

食餌・クマシデ サワシバ

 

前翅基部は灰色で中央付近は広く黒褐色となる。横脈上に黒短条があり翅頂付近は灰白色となる。

愛知県の記録は少ない

2131

ナミスジトガリバ

2023・8・19豊根村坂宇場(1130m)

食餌・サワグルミ

 

前種に似た雰囲気を持つが暗色帯の中にある2本の横線はそれぞれ2重線となる。

愛知県の記録は少ない。

2149

ホシボシトガリバ

2023・3・11 新城市富岡(130m)

食餌・クヌギ ミズナラ カシワ

 

前翅の腎状紋と環状紋が小さな白点となり、環状紋は丸く腎状紋は細長い。

早春に現れやや普通に見られる

2147

ナガトガリバ

2022・8・18豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ヤマボウシ ミズキ

 

この仲間では最大級。前翅基部の淡色が良く目立ち似た種類はいない。

愛知県の記録はやや少ない

2112

未掲載で愛知県での記録が確認出来ている種

キマダラトガリバ(少なめ)

ウスベニアヤトガリバ(少ない)

マエベニトガリバ(やや少ない)

ヒトテントガリバ(稀)

サカハチトガリバ(やや少なめ)

ホシボシトガリバ(やや少なめ)

ナミスジトガリバ(少ない)