ハスオビ系 たすき帯の目立つヒメハマキ

ハスオビヒメハマキ

2019・7・16 豊川市曙地区(20m)

食餌・タブノキ コバンモチ 他

 

前縁から後縁まで濃色の帯の幅はあまり変わらない。翅頂付近に暗褐色のいびつな円紋がある。

不思議と県内の記録は多くないが、かなりの普通種。253


左・2017・6・23 豊川市宮路山(270m) 黄味がかった個体

右・2016・8・25 豊川市千両町(95m) 緑味がかった個体

ヤマモモヒメハマキ

2017・6・30 豊川市千両町(150m)

食餌・ヤマモモ

 

前翅は赤紫がかる。たすき帯は後縁に向かって広がるが、急激に細くなって後縁に達する。

この種も何故か記録は少なめだがかなりの普通種。 259

ヤマモモヒメハマキ 越冬型

2021・11・21 豊川市曙地区(20m)

食餌・ヤマモモ

 

晩秋~春に見られるものはたすき紋が無く、開合部(後縁)に銀色味のある幾何学模様風の帯が現れる。

259

ツママルモンヒメハマキ

2016・6・18 豊川市萩地区(200m)

食餌・コナラ ミズナラ アカガシ

 

たすき帯はヤマモモヒメハマキに似るが、その内側に灰銀色帯がある。

比較的普通に見られる

260-1

サクラマルモンヒメハマキ

2021・6・9 豊川市萩地区(110m)

食餌・サクラ類

 

前種に似るがたすき帯はより太い。灰銀色帯は後縁側で乱れる。

愛知県の記録は不明

260-3

ツマモンベニヒメハマキ

2021・7・17豊根村坂宇場(1000m)

食餌・マツブサ 他

 

翅頂付近の円紋が大きく、その周囲は淡い紅色を帯びる。基部には赤褐色のくさび紋がある。

愛知県の記録は不明

254

マエジロムラサキヒメハマキ

2023・6・16 設楽町裏谷(920m)

食餌・キタコブシ

 

前翅前縁側は白みを帯び、後縁側は薄紅色を帯びる。外方の円紋は大きい。

愛知県の記録は見当たらない

258

タブノヒメハマキ

2016・4・24 豊川市東上(120m)

食餌・タブノキ ヤブニッケイ 他

 

たすき紋は前縁下で急激に太くなり、後縁付近ではまた細くなる。写真の個体は後縁側がスレている。

愛知県の記録はまだ少ない

252

ナカグロマルモンヒメハマキ

2021・7・17豊根村坂宇場(1000m)

食餌・コナラ ミズナラ カシワ

 

たすき紋は黒に近く、その内方も幅広く黒みがかる。

愛知県の記録は不明

260-4

チャモンヒメハマキ

2021・6・12 田原市堀切町(30m)

食餌・マルバグミ ナワシログミ

 

前翅は灰褐色で、栗色の中帯は前縁部で濃いために、前縁に三角紋があるように見える個体が多い。

愛知県の記録は少ない

315

コブシヒメハマキ

2021・7・16設楽町三都橋(750m)

食餌・キタコブシ

 

前種に雰囲気が似るのでこちらにも掲載。

やや少ない

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