シャチホコガ

2020・6・4 豊川市千両町(150m)

食餌・各種広葉樹

  ウチキシャチホコ亜科

基本種で平地から山地まで見られる普通種だが、自身は余り出会えなくて10回も見ていない。

後翅をはみ出させてとまる。

 3074

ヒメシャチホコ

2021・5・22 設楽町田峯(620m)

食餌・ハギ類 ハリエンジュ 他

 ウチキシャチホコ亜科

前種にやや雰囲気は似るが一回り小さく、色彩のコントラストは派手め

やや少なめくらい

3077

バイバラシロシャチホコ

2017・4・22 豊川市萩(240m)

食餌・クルミ科

  ウチキシャチホコ亜科

非常に細かい黒鱗粉を散在する白灰色のシャチホコで低地にも多い普通種。

 

3087

シロシャチホコ

2021・6・25豊根村坂宇場(1150m)

食餌・各種広葉樹

 ウチキシャチホコ亜科

 バイバラシロによく似るがこちらは山地性でブナ帯に多い。散在する黒鱗粉は前種より粗く、翅がでこぼこしている印象を受ける。生息域では普通種。  3088

ゴマダラシャチホコ

2018・7・14豊根村坂宇場(1150m)

食餌・モミ シラビソ等

  ウチキシャチホコ亜科

シャチホコガに似るが黒紋が目立ち、後翅を出さないで止まる。愛知県ではブナ帯で得られているが余り多くないようだ。

3078

アオシャチホコ

2017・8・12 豊川市平尾町(72m)

食餌・エゴノキ

  トビモンシャチホコ亜科

前翅全体にうっすらと緑かがった鱗粉を散らす。山麓部から山地帯まで普通に見られる。

 

3080

オオアオシャチホコ

2022・9・24豊根村坂宇場(1150m)

食餌・エゴノキ ハクウンボク

  トビモンシャチホコ亜科

黄緑の鱗粉は基部と翅端に集まり中央帯には無い。基部の緑色はアオシャチホコより少し濃い。

 似た種・ナチアオシャチホコ(未)

3082

ブナアオシャチホコ

2021・6・25豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ブナ イヌブナ

  トビモンシャチホコ亜科

オオアオシャチホコに似た雰囲気だが基部寄りに黒い筋が走る。

ブナ帯の蛾だがブナ帯でも前2種の方が多い印象。

3083

プライヤアオシャチホコ

2021・6・12 田原市堀切町(30m)

食餌・クヌギ ミズナラ

  トビモンシャチホコ亜科

アオシャチホコに黒い横線と白斑が規則的に散在する印象。ブナアオに比べても愛知県では少なめなようだ。

3079

クロシタシャチホコ

2020・8・21 設楽町田峯(620m)

食餌・ツバキ系

  トビモンシャチホコ亜科

外横線が目立つシロシャチホコという印象。

低標高での記録の割合が多いが多くは無い。

3101

ホソバネグロシャチホコ

2020・5・29 設楽町三都橋(620m)

食餌・ヒサカキ

  トビモンシャチホコ亜科

内横線と外横線が割合はっきりしているコゲ茶のシャチホコ。低地から山地まで記録はあるが少なめ。

 

3102

フタジマネグロシャチホコ

2020・8・21 設楽町田峯(620m)

食餌・サワフタギ

  トビモンシャチホコ亜科

前種に比べると艶がある。

愛知県の記録は多いが、自分は豊川市内と設楽町で一頭ずつ確認したのみ

3106

コトビモンシャチホコ

2020・5・23 豊川市千両町(150m

食餌・コナラ属

  トビモンシャチホコ亜科

 前種よりもさらに艶がある。

シャチホコガ科では最も出会う種で、豊川市の山麓から1000㍍越えの山地でも数が多い。

3150

トビモンシャチホコ

2021・6・18 豊根村坂宇場(1150)

食餌・ミズナラ

  トビモンシャチホコ亜科

コトビモンに似るが基部が淡色となる。山地性で5~6月にブナ帯で記録が多い。

 

3149 

オオネグロシャチホコ

2021・6・25豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ヒメシャラ ナツツバキ

  トビモンシャチホコ亜科

内横線前縁と外横線前縁にある黒紋が目立つ。山地に多いが低山地での記録も見られる。やや少なめか。

 

3108

オオトビモンシャチホコ

2018・11・3豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ミズナラ コナラ カシ 他

 

晩秋に現れるシャチホコで記録は多い。山地に多いが平地でも記録されている。

 

3156

ノヒラトビモンシャチホコ

2024・3・29 豊川市平尾町(64m)

食餌・クヌギ ミズナラ

  トビモンシャチホコ亜科

前2種に比べて光沢が無い。

春先の蛾で豊川市では3月下旬頃から4月上旬に多い

3151

タカムクシャチホコ

2022・8・19 設楽町裏谷(920m)

食餌・ブナ イヌブナ

 

全体が暗褐色で飛び古した個体はウスグロシャチホコにも見える。内・外横線は鋸歯状でその間はやや濃色。細長い横脈紋は良く目立つ。

8月に見られるが少なめ 3159

ウスグロシャチホコ

2022・8・18豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ヤシャブシ シナノキ 他

 

派手シャチホコに載せてあるがタカムクとの比較でこちらにも掲載。

外横線より内側はより濃色となる。

こちらも8月に見られ少なめ

3160

コフタオビシャチホコ

2020・8・8豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ヤマナラシ

 

かなり小型のシャチホコでコトビモンよりも少し小さい。山地帯の種でそれほど多くはなさそう。

 

3187

スズキシャチホコ

2020・6・2 設楽町三都橋(620m)

食餌・コナラ属 

 トビモンシャチホコ亜科

灰色と黒のまだらで、基部後縁近くの黒い1本の濃い短条と外縁後縁寄りの二対の白と黒の短条がポイント。酷似するウグイスシャチホコは♂の触角の鋸歯が倍くらい長い 3146

ハイイロシャチホコ

2020・6・5 設楽町田峯(620m)

食餌・カエデ属

  トビモンシャチホコ亜科

灰色地に黒色の短条が数か所目立つ。愛知県では山地で記録されているがやや少なめ。

3154

ナカキシャチホコ

2020・6・12 豊川市千両町(150m)

食餌・コナラ属

  トビモンシャチホコ亜科

地味な灰褐色の蛾で、前縁中央付近が淡色になる。山麓部から山地帯まで記録が多い普通種。

 

3139

ネスジシャチホコ

2021・6・9 豊川市萩地区(100m)

食餌・クヌギ

  トビモンシャチホコ亜科

ナカキシャチホコに色合いは似るが淡色の腎状紋がより目立つ他、翅頂下の淡色部が良く目立つ。

低山地帯に多いようだ。

 3145

ルリモンシャチホコ

2020・5・29 設楽町三都橋(620m)

食餌・ヤシャブシ ヤマハンノキ

  トビモンシャチホコ亜科

基部寄りが広く濃く波型の内横線に縁取られる。低地から山地帯まで愛知県の記録はとても多い。

 

3140

マルモンシャチホコ

2021・6・25豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ブナ イヌブナ

  トビモンシャチホコ亜科

ルリモンより基部が黒くて内横線は直線状。ブナ帯の蛾で愛知県の記録は山地帯に集中している。

 

3142

ヤスジシャチホコ

2020・8・8豊根村坂宇場(1150m)

食餌・ハリギリ

 

地味と言っても何本もの横筋が目立つ分かり易い種類で記録は多い。豊川市でも記録されている。

 

3155

ホソバシャチホコ♂

2023・6・9 新城市富岡(130m)

食餌・コナラ属

  トビモンシャチホコ亜科

この地域のシャチホコガ科の中でおそらく一番の普通種で、山麓~山地帯まで何処でも飛来する。前翅中央の丸い紋は雌雄で多少違う。

3100

ホソバシャチホコ♀

2023・5・27 豊川市萩地区(200m)

食餌 コナラ属。

 

♀は触角が細い以外に、前翅の暗色紋の中の淡色のしずく型の紋を欠く。

各地でよく見られる 3100

クシヒゲシャチホコ

2022・12・3 設楽町裏谷(920m)

食餌・カエデ類(大葉)  クマシデ

ウチキシャチホコ亜科

 晩秋に見られる小型のシャチホコで大きな触角がとても目立つ。触角以外は小型で地味めなので、こちらにも掲載。 山地では普通、平地では少なめ  3173

セグロシャチホコ

2023・9・15 豊川市曙地区(20m)

食餌・イイギリ ヤナギ科

  ツマアカシャチホコ亜科

地色はツマアカシャチホコに似るが、前縁翅端寄りの赤紋が無い。

平地から山地まで広く記録されている。

3190