クロシタアオイラガ

2020・6・5 設楽町田峯(620m)

食餌・クリ ウメ カキ 他

 

外横線はCuA2付近で内側に湾入して内半部の緑との境は二山となる。

各地でいたって普通に見られる

1384

ヒロヘリアオイラガ

2020・8・16 豊川市曙地区(20m)

食餌・サクラ類 サンゴジュ 他

 

緑と褐色部分の境は滑らか

 

愛知県の記録は多めだが、自宅前での観察のみで、盆過ぎに多くなる

1385

アオイラガ

2020・5・24 豊川市曙地区(20m)

食餌・クリ カキ ヤナガ属

 

前二種に比べ、外半部は淡色。

 

普通種だがそれほど多くなさそう

1386

イラガ

2020・6・27 設楽町田峯(620m)

食餌・ブナ科 他広食性

 

前翅基半部は淡黄色で、外半部は茶褐色。

普通に見られる

1376

ナシイラガ

2020・7・18 設楽町田峯(620m)

食餌・クヌギ カキ 広食性

 

前翅は灰褐色で、前縁部は広く紫褐色がかるものが多いが、個体差がある。

各地で多く見られる

1374

クロフテングイラガ

2015・5・30 豊川市上長山(94m)

食餌・

内横線と外横線の間は黒褐色。内横線は斜行しほぼ直線状。内横線内側は橙褐色で、後縁中央も同色の三角紋がある。

過去記録は分離前で割合は不明

1378-1

キマダラテングイラガ

2020・6・6 豊川市平尾町(65m)

食餌・

色彩変異は大きいが、多くの個体は外横線と内横線の間は前種より明るい褐色。基部寄りは黄褐色~橙褐色で前種よりやや淡色。後縁中央にも同色の三角紋を現す。

おそらく普通種  1378-2

ウスイロテングイラガ

2020・8・13豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

テングイラガの中では淡色で、全体に淡褐色~淡色。外縁に数個の小黒点が並ぶ。

テングイラガ3種の中では最も山地性の傾向がある。

1378-3

アカイラガ

2020・5・5 新城市富岡(120m)

食餌・クリ クヌギ 広食性

 

赤みを帯びた暗褐色の小型の種。

 

各地できわめて普通に見られる

1379

ムラサキイラガ

2020・6・5 設楽町田峯(620m)

食餌・サクラ類 多食性とされる

 

前翅は微妙に紫みを感じる暗褐色。白い亜外縁線は中央付近で角度を付けて曲がる。

低地から見られるが山地よりで多め

1383

ウスムラサキイラガ

2020・8・13豊根村坂宇場(1150m)

食餌・セイヨウハコヤナギ 他

 

前種に似るが全体に茶褐色。亜外縁線は緩やかに曲がる。

山地では普通に見られる

1382

ウストビイラガ

2020・8・12 設楽町田峯(620m)

食餌・ヤマモミジ アワブキ 他

 

翅表は灰淡褐色で、二本の暗褐色の横線と、ウスムラサキイラガのような亜外縁線がある。

愛知県の記録はやや少ない

1387

タイワンイラガ

2017・8・9 豊川市東上(110m)

食餌・

 

翅表は茶褐色で亜外縁線は中央で内側に湾曲し、外側は淡色。

 

愛知県の記録はやや少ない

1389

クロスジイラガ

2021・10・14 豊川市平尾町(65m)

食餌・

 

前翅は暗褐色で、内横線の後縁よりが黒褐色で太い。

 愛知県の記録は少ないがこの場所では普通に見られる

1390

ヒメクロイラガ

2018・7・13 設楽町裏谷(900m)

食餌・アブラギリ ケヤキ 他

 

下唇髭は大きく茶筅のように斜め前方に伸びる。地色は灰褐色で、全体に黒褐色鱗が散布される。

夏に現れ愛知県ではやや少なめくらい。自分はこれ一度のみ 1375

カギバイラガ

2020・8・12 設楽町田峯(620m)

食餌・クヌギ ヤマハンノキ 他

 

小型の種で翅をやや丸めて静止する。♂は黒褐色で♀は褐色。

やや少なめな普通種くらいか

1377

トビスジイラガ

2022・7・23 設楽町裏谷(920m)

食餌・

 

地色は黒褐色で翅頂は丸い。外横線は淡褐色で細いが明瞭、M3付近で外方に突出する。静止長5ミリ前後の小型種。愛知県の記録は見当らない。1377-2

ヒロズイラガ

2020・6・12 設楽町田峯(620m)

食餌・カエデ類 クマシデ 他

 

前翅は黒褐色で、頭部・前胸部と共に後縁中央部が淡色で良く目立つ。

愛知県の記録は少なめだが、最近よく見かける

1392

クロマダライラガ

2021・7・10豊根村坂宇場(1250m)

食餌・ツノハシバミ

 

前翅地色は黄白色だが、中央から外側は外縁部を除いて黒褐色。後翅は全体に暗色で縁毛は黄色

愛知県の記録は少なめ

1373

ヒメマダライラガ

2018・8・4 設楽町裏谷(900m)

食餌・ハンノキ属

 

マダライラガの中では小型で翅頂は丸い。♂の後翅は一様に黒褐色。

愛知県の記録は少なめのようだ

1272-2



左上・2020・5・15 設楽町田峯(620m)

右上・2018・9・1   豊根村坂宇場(1150m)

左下・2018・8・14 豊根村坂宇場(1150m)

右下・2018・8・31 豊川市千両町(150m)

 

マダライラガの仲間の区別は写真では難しいとされる。

 

マダライラガ 地色は黄褐色~暗褐色で黄白色の横線がある。

中横線と外横線の間が黒褐色となるものが基本となるが変異は大きい

♂後翅は暗褐色で個体によっては中央部にごく狭い淡色部を現す

♀後翅は♂より明るく中央部にわずかに淡色部がある。

愛知県の記録はやや少ない

 

ビロードマダライラガ 前翅地色は橙色を帯びた黄褐色。中横線外側の2紋は明瞭なことが多く、斑紋は比較的安定している。後翅は淡褐色で♂♀とも中央部は広く淡色。

愛知県の記録は少なめ

 

ミナミマダライラガ ヒメマダライラガに色彩は似るが、前翅はやや細長く外縁は斜行し翅頂は突出する。後翅は♂♀とも一様に暗褐色だが♀の方が淡い。

愛知県の記録は不明