コシロアシヒメハマキ

2017・6・10 豊川市足山田(70m)

食餌・アラカシ ウバメガシ

 

細く止まる後角が白い黒褐色のヒメハマキ。南方系のカンコヒメハマキに似るが白紋が大きい。

各地で最も普通に見られる

291

グミオオウスツマヒメハマキ

2021・4・2 豊川市千両町(150m)

食餌・アキグミ ナツグミ 他

 

前翅は草黄褐色。数本の鉛色光沢のある横線が走り、外方は広く灰白色。

やや普通にみられる

294

クロテンツマキヒメハマキ

2017・5・11 設楽町三都橋(620m)

食餌・ヤシャブシ シラカンバ他

 

前翅は黒褐色で外縁はやや赤味みのある乳白色。境目付近の乳白色地中央に小黒点を持つ。

県内の記録はやや少なめ

310

ナカグロツマジロヒメハマキ

2018・7・14豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 

前翅は暗灰色でやや幅広く、ほぼ中央に2本の黒条を持つ。外側は白っぽく、その中にやや濃色の線が2本認められる。県内の記録は少ない

315

ヤナギツマジロヒメハマキ

2022・6・24 設楽町裏谷(920m)

食餌・ヤナギ類・ニレ属 他

 

前翅は幅広く黒に近い灰色。外方1/4は白く、ぼやけた灰色の線が数本認められる。翅のほぼ中央から白色帯までに黒線を有する。

愛知県の記録は少ない。313

ツマジロクロヒメハマキ

2023・10・16 豊川市曙地区(20m)

食餌・

 

前翅はやや細く複雑な黒褐色。後縁側の中央付近に白色のU字紋が目立つものが多い。先端寄りはは白色がかる。愛知県の記録はやや少なめ

369

ナガウスツマヒメハマキ

2023・6・18豊根村坂宇場(1220m)

食餌・シナノキ

 

この仲間では大型で静止長は10ミリに達する。外縁手前の白色部は狭く、外縁は茶褐色を帯びる。

愛知県の記録は見当たらない

298-2

フタボシヒメハマキ

2018・6・2 新城市作手(580m)

食餌・カスミザクラ ナシ 他

 

前翅は焦げ茶色~赤褐色。後角に乳白色の紋を持つ。その中に一条の細い淡褐色の線がある。

小さい種だが記録は普通にある

404

ソトジロトガリヒメハマキ

2018・10・2 豊川市足山田(70m)

食餌・

 

前種に似るが静止形は細く、白い肛上紋は境目が角張る。頭部顔面は灰白色がかる。

愛知県の記録は少ない

529

イチゴツツヒメハマキ

2017・6・23 豊川市宮路山(280m)

食餌・フユイチゴ クマイチゴ 他

 

前翅は紺色を帯びた黒褐色で金色の小斑を散らす。後角部は乳白黄色でその中の細線はフタボシヒメハマキより明瞭。愛知県の記録はやや少なめ。 425

ムラサキシキブツツハマキ?

2020・5・15 設楽町三都橋(620m)

食餌・ムラサキシキブ

  体長5㍉に満たない小型種で前種より更に小さい。愛知県で少数採集されているヒキオコシツツヒメハマキに似るが、そちらは夏季の種とされているので、本種とした。

425-2

スギヒメハマキ

2019・4・21 豊川市曙地区(20m)

食餌・ブタクサ オオオナモミ 他

 

前翅は褐色がかったオリーブ色。白色の肛上紋の他、中央開合部にぼやけた斑紋を持つ。種名のスギは杉の木ではなく献名。記録はやや少なめ

515

ミダレモンヒメハマキ

2024・4・12 豊川市萩地区(150m)

食餌・

 

前翅の斑紋・色調には個体差が大きく外縁が白くなるものも現れる。

 

近年増えてきている。

284

ツマキハイイロヒメハマキ

2017・7・14 豊川市千両町(290m)

食餌・

 

頭部はクリーム灰色。前翅は幅広く

外縁は黄白色。

県内の記録はやや少なめ

569-1

ズグロツマキハイイロヒメハマキ

2021・7・17豊根村坂宇場(1000m)

食餌・

 

前種に似るが一回り小さく、開長15㍉以下。頭部が黒い。

県内の記録は少ない。

569-2

未同定ツマジロ系1

2020・7・31 設楽町田峯(620m)

食餌・

 前翅は暗黒褐色で、外縁部もほぼ同色。前縁外方から後角にかけてやや褐色みを帯びた白色。この地方の山地で度々見られ「みんな蛾」のニセクロテンツマキの写真1と同種と思われるが、標準図鑑の写真とは随分違うので保留とした。