ヨモギオオホソハマキ
2023・8・17豊根村坂宇場(990m)
食餌・ヨモギ類 キク類
この仲間では最大。下唇鬚は長く前方に突き出る。前翅は幅広く、茶褐色のまだら模様で銀色の小点を散らす。愛知県の記録は少なめ
654
セジロホソハマキ
2024・10・5 蒲郡市五井町(290m)
食餌・ヤマユリ テッポウユリ
地色は乳白色で前翅は長い。中帯は暗灰色で太く垂直。外縁には灰色の斑紋がまだら状に出る。
愛知県の記録は少なめ
638
ブドウホソハマキ
2017・8・14 豊川市千両町(150m)
食餌・ガマズミ スイカズラ 他
中帯は前縁付近で急激に太くなる。
外縁に黒い縁取りは無い。
4~9月まで見られる普通種。
666
アカオビホソハマキ
2020・6・5 設楽町田峯(620m)
食餌・サンゴジュ アキニレ 他
一般にはブドウホソハマキより小さく、中帯の太さはほぼ一定。
ブドウホソハマキより少なめ
668
フトハスジホソハマキ
2016・8・21 豊川市千両町(150m)
食餌
前翅はやや幅広く、地色は淡黄色。中帯は太く茶褐色で前縁部は黒みを帯びる。後角に向かう銀色の斜条は鮮明で外縁の褐色斑と連結する。県内の記録はやや少ない
670
エダオビホソハマキ
2024・9・6 豊根村三沢(1050m)
食餌・ゴボウ類(海外知見)
前種に似るが斑紋に銀鉛条の縁取りがある。似た種が3種いてこの個体は標準図鑑4-15-26の写真によく似るので本種と同定した。愛知県では少なめ 660
ツマオビシロホソハマキ
2024・8・16 豊根村三沢(1050m)
食餌・
前翅はやや白みが強く、前縁の基方~中央に3つほどの暗色斑を持つ。外縁付近はやや広く茶褐色で黒条が入る。愛知県の記録はやや少なめ
645
ハスジチビホソハマキ
2023・8・17 豊根村坂宇場(990m)
食餌・ヤマハハコ
かなり小型の種で、前翅は明灰褐色で暗色の鱗粉を特に中帯の外側に多く散らす。中帯は灰褐色。
愛知県の記録は少ない。
673
ナカハスジベニホソハマキ
2023・9・1 豊根村坂宇場(990m)
食餌・ヨメナ
頭部~基半部は黄白色から灰褐色。中帯は赤褐色で、その外側はぼやけた明赤褐色となる。
小型種の割には記録はそこそこある。671
ツマオビホソハマキ
2016・8・21 豊川市千両町(120m)
食餌・モミジガサ
前翅は幅広く地色は淡黄褐色。外縁は太く帯状に暗褐色。前縁基部も暗褐色で縁取られ横脈黒点は明瞭。ツマオビセンモンホソハマキにやや似る。愛知県の記録は不明
655
アミメホソハマキ
2024・9・3 豊根村三沢(950m)
食餌・
全体に何かが這ったような斑紋を持つ種で、似たものはいない。
愛知県の記録は少なめ
647
ここからのGynnidomorpha属は互いによく似ていて、撮影個体は標準図鑑の解説を頼りに、無理矢理同定しています。
リンドウホソハマキ
2023・4・14 豊川市曙地区(20m)
食餌・リンドウ
この仲間では大きめでこの個体は静止長6ミリ程。濃色の帯はよく発達をし、黒褐色斑も発達する場合が多いようだ。
649-3
ミニホソハマキ
2023・10・14 豊川市曙地区(20m)
食餌・シオガマ類(国外知見)
前翅がより細く、中帯はやや太めで後縁手前で急角度で曲がる。よく似た中帯を持つものにチビホソハマキがいる。愛知県の記録はそこそこ
650
コホソハマキ?
2016・9・15 豊川市足山田(70m)
食餌・オモダカ
中帯は細く、明るい灰褐色で橙色味を帯びない。
県内の記録はそこそこ見られる
649
ウスモンコホソハマキ?
2024・6・19 豊川市曙地区(20m)
食餌・ニッポンイヌノヒゲ
コホソハマキに似るが、斑紋は明るくやや橙色味を帯びる。中帯は細く、その外側の紋は消失する傾向がある。
649-2
クワイホソハマキ?
2021・10・10 豊川市足山田(60m)
食餌・クワイ
Gynnidomorpha属ではリンドウホソハマキと共に大きめ。斑紋は橙褐色で全体的により淡色。
愛知県の記録は不明
653
チビホソハマキ 10~12㍉ 千島列島・本州
ミニホソハマキに最も似て前翅が細いが、少し大型。
中帯は最も太く、その外側の暗色影は発達する傾向が強い。
愛知県の記録はそこそこある
クロミニホソハマキ 11㍉ 山梨県
この仲間では例外的に暗色。
特に中帯より外側は暗灰色で斑紋は不明瞭。
愛知県の記録はおそらく無い