キベリハネボソノメイガ ♀
2017・6・10 豊川市足山田(76m)
食餌・マダケ モウソウチク
♂は黄色に縁取られた暗褐色で別項に掲載。♀は綺麗な山吹色で、翅頂が尖る。
愛知県の記録は多め。
1690
キムジノメイガ
2015・9・4 豊川市上長山(94m)
食餌・チシマザサ
綺麗な黄色でほとんど無紋。後翅を隠すように三角形に止まる。ラビアル・パルプスが長め。普通種
1736
キムジノメイガ
2015・10・9 豊川市千両町(120m)
食餌・チシマザサ
さほど飛び古した感じはしないのに黄色ではなくて金色に見える個体。
♂の中脚脛節は鱗毛によって膨らむ
1736
シナチクノメイガ
2017・8・19豊川市本宮山頂(750m)
食餌・タケ類
キムジノメイガ風だが、やや褐色味を帯び、縁毛が翅頂部だけ濃色となっている。外縁は濃褐色。近年普通に見られるようになった。
1736-2
タテシマノメイガ
2022・7・2 豊川市平尾町(64m)
食餌・ヨシ マコモ
前二種に静止形は似るが一回り小さい。前翅はやや赤みを帯びた黄褐色で翅脈の淡色とで縞模様に見える。縁毛は白い。愛知県の記録は少なめ
1735
マエウスモンキノメイガ
2017・9・2 豊川市東上(110m)
食餌・キリ アオイ科の一種の枯葉
山吹色の翅表に地色よりやや濃色の横線があるがあまり目立たない。
後翅を隠して止まる時はキムジのメイガに似たカンジとなる。
やや普通に見られる。
1748
フチムラサキノメイガ
2018・6・29 豊川市足山田(70m)
食餌・ミゾソバ
地色は橙黄色で外縁は広く橙赤色。
愛知県の記録は少なめ。
1765
ベニフキノメイガ
2015・8・11 豊川市曙地区(20m)
食餌・シソ エゴマ
かなり小型で、中央の濃い紋は茶色から濃いピンクの個体までいる。庭先のシソに付く為に平地での記録が多い普通種。
1778
クロスジノメイガ
2020・5・23 豊川市千両町(150m)
食餌・キブシ ヤマボウシ 他
独特の斑紋で似た種はいない。
愛知県の記録は多いが、やたらとは見ない印象。
1593
モモノゴマダラノメイガ
2017・5・16 豊川市曙地区(20m)
食餌・クリ クヌギ 他広食性
前後翅とも黄色で黒点を散らす。
より小型で黒点の小さいコモンゴマダラノメイガ(未)は県内では珍しいが、こちらは普通種。
1596
マツノゴマダラノメイガ
2019・8・3豊根村坂宇場(1150m)
食餌・マツ科の各種
前種に似るが黒点はやや大きく明瞭になる。
愛知県の記録はやや少ない。
1596-2
ケブカニセノメイガ♂
2021・10・5 豊川市曙地区(20m)
食餌・各種の野菜等に付く
♂前翅基部寄り前縁下に鱗毛を有する。前縁翅頂付近と外横線内側の淡色部分は良く目立つ。横脈上に二つの白点が目立つ。
愛知県の記録は不明 1526-2
ケブカニセノメイガ ♀
2021・10・14 豊川市曙地区(20m)
食餌・各種の野菜につく
全体的に斑紋の消失した個体で外横線と後縁に内・外横線の痕跡が認められる程度の個体
1526-2
未撮影の愛知県で記録のある黄色のノメイガ2
コモンゴマダラノメイガ モモノゴマダラノメイガより小型で斑紋も小さい稀
マエキシタグロノメイガ キムジノメイガに似るが後翅中央は暗褐色 少なめ
ウスベニオオノメイガ 静止形はキムジノメイガだが前翅は赤褐色 少なめ
タテシマノメイガ 橙褐色で翅脈は白く静止形はキムジノメイガ風 少なめ
キンバネスジノメイガ キムジノメイガ風だが褐色鱗を散らす 稀
ゴボウノメイガ ♂の中脚は強く膨らむ やや少ない
アワ・オナモミ・アズキ・フキ・ゴボウの5種は互いに良く似ていて同定には不安があります。また大図鑑と標準図鑑では記述が違うこともあるようで、ここでは標準図鑑を参考に同定しています。
♂の中足脛節は膨らまない=アワ・オナモミ
♂の中足脛節は膨らむ=アズキ
♂の中足脛節は強く膨らむ=フキ・ゴボウ
♀に横線が赤みのある個体が出る場合がある=アワ・オナモミ・フキ
♀に横線が赤みのある個体は出ない=オナモミ・ゴボウ
アワノメイガ♀
2013・8・13 豊川市千両町(45m)
食餌・オギ ヨシ ヒエ 他
5種の内で最も外横線のCuA2で内へ向かう角度が緩やかで、斜めに曲がる。
愛知県の記録は普通。
1760
アワノメイガ♂?
2018・6・1 豊川市萩地区(150m)
食餌・アワ ナス ギシギシ 他
♂は褐色みが強い。外横線の後半の曲がり方は♀同様に斜めに内方へ入る。
1760
アワノメイガ♂
2024・6・8 豊川市平尾町(64m)
食餌・アワ ナス ギシギシ 他
これも外横線の内側へ戻る角度が緩いのでアワノメイガで間違いないだろう
1760
オナモミノメイガ? ♀
2015・7・12 豊川市上長山(94m)
食餌・オナモミ イタドリ 他
外横線は外側に強めに張り出し、CuA2脈に沿って内側へ入る。
外横線外側の黄色帯の鋸歯は強い。
1761
フキノメイガ? ♂
2017・5・18 豊川市足山田(60m)
食餌・フキ オタカラコウ 他
中足脛節は強めに膨らみ、外横線は中間で強く外側に膨らむ。
記録はやや少なめ。
1763
フキノメイガ? ♂
2017・5・1 豊川市足山田(70m)
食餌・フキ アタカラコウ 他
中脚脛節が膨らみ、外横線は強く外側に湾曲する。この条件に当てはまるのはフキなのだが、小さい・・・
1763
アズキノメイガ♂
2021・5・4 新城市富岡(120m)
食餌・アズキ ナス 他広食性
♂の中脚脛節は膨らむがフキノメイガやゴボウノメイガ程は大きくない。横脈紋と中室紋の間にある黄色紋が目立つ。
1762
もっともっとサンプルが必要だが、この仲間は余りライトに来てくれない・・