シロテンカバナミシャク
2018・10・26豊川市千両町(150m)
食餌・
前翅の外横線は暗色で各脈上で強調され黒点列状になる。亜外縁線は淡色。前後翅とも亜外縁部の中央と後角付近の大きな白紋が目立つ。横脈紋は明瞭。背に白点。春~秋に普通。2594
トシマカバナミシャク?
2018・10・21豊川市萩地区(155m)
食餌・サザンカ チャ
翅は褐色で横線は各脈上の黒点列で明瞭。亜外縁線は淡色の波線で後角付近でやや太くなる。横脈紋は大きい。背に白点。3~4月と10月に普通に見られる
2596
アザミカバナミシャク?
2018・4・13 豊川市平尾町(65m)
食餌・ツワブキ ヨメナ等の花
中横線は横脈紋上で斜めに外に走る。横線は翅脈上の黒点列になる場合が多く横脈紋は大きく明瞭。
春と秋に現れ平地~山地に普通。
2604
マダラカバスジナミシャク
2024・6・1 豊根村三沢(1050m)
食餌・
内・外横線は太めで外横線は横脈紋の近くを走ることが多いとされる。淡色の外横帯は広く、亜外縁線は細く波状。愛知県の記録は少なめ
2600
アキカバナミシャク
2018・11・27 豊川市平尾町(72m)
食餌・
斑紋は不明瞭。前翅中央部は帯状にやや暗色になる。亜外縁線は淡色で後角付近の内側に暗色影を持つ。
11月に見られる。
2558
マエナミカバナミシャク
2017・4・14 豊川市萩地区(155m)
食餌・ウバメガシ
マエテンカバ(春)・ヒコサンカバ(秋)と共に前翅前縁の基部近くが出っ張り、縁に生じる鱗粉が長くて毛状になる。横脈点は最も明瞭。
春に平地~低山地でやや普通。
2552
マエテンカバナミシャク
2017・4・29 豊川市萩地区(155m)
食餌・
マエナミ同様に前翅前縁基部付近に毛状の鱗粉が生じる。横脈紋は小さく不明瞭。前翅外横帯の前縁部が黄白色斑になり目立つ。
春に見られるが愛知県の記録は少ない。2554
ナカオビカバナミシャク
2019・4・6 新城市富岡(120m)
食餌・
ウスカバナミシャクより前翅中央の暗色帯は広いが、コントラストは弱い。亜外縁線は細かく屈曲する。
平地~山地まで多産するという。
2549
ウスカバナミシャク
2024・3・6 豊川市上長山(80m)
食餌・ミズナラ ヤブデマリ 他
ナカオビカバナミシャクに似るが、前翅前縁中央の暗色帯は幅が狭くコントラストが強い。
春に現れ、まあまあ普通くらいか。
2550
ソトカバナミシャク
2024・3・16 設楽町田峯(620m)
食餌・ヤマツツジ アセビ 他
前翅中央部の暗色は前縁部で目立つ。白色の亜外縁線はやや不明瞭だが、内側はぼやけた暗褐色斑で縁取られる。横脈点は大きい。後翅前半部は一様に淡色。春の普通種。
2555
ヒメカバナミシャク
2020・4・3 豊川市千両町(150m)
食餌・
翅は短く丸みを持つ。前翅の横脈紋は大きく、亜外縁部が幅広く薄赤褐色。後翅の後縁は斑模様。
春に見られるが記録は少なめ。
2559
フタモンカバナミシャク
2024・9・27豊根村坂宇場(1250m)
食餌・ヒメジソ
腹部第2節背面に太い黒帯を持ち、やや盛り上がる。外横線はやや不明瞭だが内側に湾曲して、細長い横脈紋の下辺に接する。春と秋に各地で普通とされるが愛知県の記録は少ない。 2593
クロテンカバナミシャク
2024・9・27豊根村坂宇場(1250m)
食餌・カラマツ
春と初秋の年2化で暗褐色の翅表は部分的に赤みを帯びる。横脈紋はやや細長く明瞭。春型は他種より大きめ。愛知県ではやや普通くらいか
2601
ナカグロチビナミシャク
2019・5・1豊根村坂宇場(1000m)
食餌・
やや大型で内外横線間が幅広く黒褐色。内横線は中室内で曲がり、外横線は横脈紋の外側で内方へ湾曲する。春に普通に見られるという。
2599
ハネナガカバナミシャク
2023・3・23 新城市富岡(130m)
食餌・
3~4月
前翅横脈紋を囲むようにして前縁から逆三角形の黒い帯が特徴。他にも全体的に黒い筋が目立つ。
春に見られるが記録は少なめ。
2592
ウスムラサキチビナミシャク
2023・10・13豊根村坂宇場(990m)
食餌・オキナワサルトリイバラ
胸部にかかる白条と後翅肛角付近の白斑が目立つ種。
近畿以西に分布とされる種で愛知県での記録は見当たらない。
2614
ハラキカバナミシャク
2015・8・14 豊川市千両町(120m)
食餌・センニンソウの蕾
かなり小型で腹部背面が赤褐色で目立つ。前後翅とも短く、外縁が丸みを持ち色彩は暗い。外横帯は淡色で幅広く緩やかに湾曲する。横脈点は明瞭。夏季に普通と言われる。
2563
ハラアカウスアオナミシャク
2020・6・4 豊川市千両町(150m)
食餌・
体が赤茶色の種類でハラキよりも斑紋がはっきりしている。淡色の外横線は中央に細い筋が現れる。初夏~夏に普通に見られる。
2624
セアカカバナミシャク
2017・9・23 豊川市平尾町(70m)
食餌・オオヨモギ
薄鉛色の地色に黒色でやや長い横脈紋が目立つ、腹部が赤いカバナミ。
春と晩夏に見られるが記録はやや少なめ。
2582
ナカアオナミシャク
2023・9・1 豊根村坂宇場(1000m)
食餌・
エゾチビナミシャクによく似るが大きめ。横脈紋は明瞭で周囲の地色はほとんどの場合広く白色だが、この個体はかなり濃い。春と秋に見られ、やや少なめ。2562
エゾチビナミシャク
2024・9・6 豊根村三沢(1050m)
食餌・
ナカアオナミシャクに似るが小型。横脈紋は不明瞭な個体が多い。
2562-2
ケブカチビナミシャク
2017・6・30 豊川市千両町(120m)
食餌・センニンソウ・タラノキの花
内外横線の間が赤茶味を帯びる。
腹部中央付近の一節が黒ずみその上節が赤味を帯びる。
初夏に普通。晩秋にも記録がある。
2612
フトオビヒメナミシャク
2018・8・4 設楽町裏谷(900m)
食餌・トドマツ
黒い内外横線の外側に赤い帯がある。横脈紋は太く、その前縁側が黒い。腹部は中央一節が黒ずみその一節上は淡黄色となる。山地寄りで夏季に見られる。
2547
ウスアカチビナミシャク
2019・5・31 新城市富岡(120m)
食餌・スギ
腹部二節が黄色く、外縁が黒く破線状。横脈点は前翅で明瞭。
内横線の内側と亜外縁部に赤褐色の幅広い帯がある。
初夏頃にやや普通に見られる。
2548
ウスアカチビナミシャク
2019・4・22 新城市富岡(120m)
食餌・スギ
前翅に赤味は無いが他に思い当たる種がいないので、本種とした。
2548
ソトシロオビナミシャク
2017・5・11 豊川市足山田(70m)
食餌・ヤマツツジ ヒサカキ 他
腹部二節が黒くその上が淡黄色で頭~胸部は緑色を帯びる。前翅の基部、内外横、外縁付近も緑ががる。
多化性で各地に多い。
2628
マダラアオナミシャク
2022・8・26豊根村坂宇場(1150m)
食餌・
前翅はやや緑味を帯びた灰褐色で、中央に太い暗褐色の横帯があり前種に雰囲気は似る。
愛知県の記録は少ない
2623
クロスジアオナミシャク
2015・5・23 豊川市上長山(94m)
食餌・イタドリ・ムラサキシキブ
内外横線の内側が黒くなるコケ緑色のナミシャク。腹部二節の両脇が黒い。各地にいたって普通。
2616
未同定1
2017・4・2 新城市富岡(120m)
食餌・
淡色で亜外縁線は目立たない。斑紋は目立たないが、うっすらと中帯があるように見える。
未同定2
2018・4・20 豊川市萩地区(155m)
食餌・
外横線外側に細かい白斑を散りばめ、特に後翅で明瞭。亜外縁線は目立たず背に白斑。
未同定3
2019・4・5 豊川市千両町(40m)
食餌・
翅はかなり細長くてほぼ淡色。
横脈紋のみ目立つ。