ニセマイコガ科

キイロマイコガ

2017・6・24 豊川市千両町(290m)

食餌・ヨモギ モモ ヒマワリ 他

 

前翅基部から2/5が黄色でその外側は淡褐色。基部付近に銀色の斑紋が3つ。淡褐色部分の前縁中央付近に黄色紋。記録はやや少なめくらい。

1166

カタアカマイコガ

2017・7・15 豊川市千両町(94m)

食餌・

 

中胸前縁に一対の橙色紋のある黄色のニセマイコガ。

愛知県の記録は少ない。

1169

モトキマイコガ

2021・7・16設楽町三都橋(750m)

食餌・マツ科のトドマツ 他

 

前翅は明るい銀灰色で基部寄りに黄色帯がある。胸部中央に一対の銀色の斑紋を含む黒色の斑紋がある。

やや少ない

1168

オビマイコガ

2018・6・16 豊川市平尾町(65m)

食餌・フトリュウビゴケ

 

胸部に一対の水色紋を備えた黒斑がある。基部には後縁で太くなる目立つ白い帯。その外は黒褐色。

最近の記録は普通。

1167

クロコマイコガ

2024・9・13 豊根村三沢(1050m)

食餌・ネナシカズラ

 

前翅1/5に黒色の眼条紋がある。マキオマイコガに似るが、中央の白帯と翅頂付近から出る白条は繋がらない

記録はまだ多くない。

1170-20

マキオマイコガ

2017・6・16 豊川市萩地区(150m)

食餌・

 

前種に似るが前翅基部から3/5付近にある濃色の帯が無く、翅頂付近から出る白条は中央の白帯に近づく。

愛知県の記録はやや少ない

1170-21

キイロオビマイコガ

2018・7・14豊根村坂宇場(1150m)

食餌・(ハンノキ属・洋)

 

顔面と胸部中央は黄色。前翅は黄色と黒褐色(地色は黒と思ったら黄色らしい)

県内の記録はまだ少ない。

1170-3

フトオビマイコガ

2018・6・29 豊川市千両町(150m)

食餌・

 

前種に似た配色だがややくすむ。胸部は黄色と黒褐色の輪紋となる。

時折見かけるが愛知県の記録は不明。

1170-4

ウスムラサキシキブマイコガ? ♀

2021・6・4 豊川市千両町(150m)

食餌・ムラサキシキブ

 

雌雄の斑紋は違い、♀は胸部と前翅は黄土色で胸部中央にアーチ状の褐色帯がある。前種に似るが前縁下に細い淡色帯が無い。♂は濃色部が多い。愛知県の記録は不明 1170-5

スジボソマイコガ

2024・5・10 蒲郡市五井町(290m)

食餌・シロダモ

 

他種と比べて淡色部が多く、名前の通り細い線も多い。前翅2/3にある暗色斑の先にもう一つ小さめの暗色斑があり、翅頂は先端だけ暗色。

愛知県の記録はこれから。1170-12

ハンノマイコガ

2020・8・21 設楽町田峯(620m)

食餌・ハンノキ

 

ヒメムラサキシキブマイコガに似るが前翅頂に条や斑紋が無い。

記録は少ない。

1170-2

ヒメムラサキシキブマイコガ

2020・5・4 豊川市千両町(120m)

食餌・ムラサキシキブ

 

胸部は淡黄色。

前翅3/5の位置にある褐色帯から翅頂に向けて細い褐色条が走る。

愛知県の記録は不明。

1170-6

オオマイコガ

2024・7・19 豊根村三沢(1050m)

食餌・ヤブニッケイ

 

この中では大きめ。胸部・前翅は明るい黄土色で中胸1/3付近に褐色から黒褐色の不明瞭な斑紋が複数ある。前翅の斑紋は連続しない。愛知県の記録は見当たらない 1170-3

セグロベニトゲアシガ

2014・6・12 豊川市千両町(65m)

食餌・アブラムシの仲間

 

触角の鱗毛・胸部は黒。前翅はやや暗い赤で後縁(開合部)と縁毛は黒。

記録自体は少なめ。

1171

クリベニトゲアシガ

2024・8・9 豊根村三沢(1050m)

食餌・虫えい(クリタマバチ)

 

胸部後半と前翅全体が赤い。

 

愛知県の記録は分からない。

1171-2

ベニトゲアシガ.sp?

2016・8・10 豊川市足山田(70m)

食餌・

 

開長10㍉に満たない小型種で、クリベニとは前胸の染め分けが違い、頭部はより藍色に反射する。

1171-3

 

シロテンクロマイコガ

2024・7・26 豊根村三沢(1050m)

食餌・クルミ マタタビ

 

複眼は紅い。胸部・前翅は黒く、基部付近と前縁2/3に白条があり、その間にも一対の白点がある。

愛知県の記録は少ない

1170-19

カキノヘタムシガ

2023・6・9 新城市富岡(130m)

食餌・カキ

 

胸部・前翅は黒褐色で、胸部に1つと前翅3/4に黄土色紋がある。

柿の害虫として知られるが、愛知県の記録はやや少なめ

1165

未同定ニセマイコガ風1

2017・9・8 豊川市千両町(150m)

食餌・

 

かなり淡色で静止長4㍉程と小さい。

カザリバガ科

ニジモンカザリバ

2024・9・18 新城市稲木(83m)

食餌・

 他のカザリバ属とは一見して違う斑紋を持つ。銀帯は角度によってオパール色に輝き美しい。胸部に正中線を持つ個体と持たない個体がいる。愛知県の記録は見当たらない

1225-13

キオビカザリバ

2022・5・10 豊川市平尾町(64m)

食餌・ネザサ アズマネザサ

 

基半部の各白線が短く分断される。橙色帯は黄色みが強く、外側は外縁の銀帯を貫いて翅頂へ続く細条と連結する。愛知県の記録は少なめ

1225-34

カラムシカザリバ

2024・5・12 豊川市曙地区(20m)

食餌・カラムシ カナムグラ 他

 

基部付近に銀帯があり、橙紋は両側の銀帯に割り込まない。

愛知県の記録は見当たらない

1216

サッポロカザリバ

2024・8・11豊根村坂宇場(1250m)

食餌・ミヤコザサ

 

ウスイロカザリバに次いで全国的に多いとされる種。基方の短線は細長く、橙色帯は後縁で狭くなる。

愛知県の記録は少なめ

1221

ヒメカザリバ

2024・9・21 豊川市平尾町(64m)

食餌・エノコログサ

 

小型で基方の3本線はとても短くやや太い。外横銀帯は尾状突起により2分され前・後縁でずれ気味となる。翅頂の白斑は顕著。

1225-7

カキドオシカザリバ?

2024・10・4 豊川市平尾町(64m)

食餌・カキドオシ 

 

触角の先端は黒い。基方の3本線は下の2本は細くて短い。橙色帯はやや狭く、尾状突起は長く伸びるが翅端縦線には繋がらない。翅頂銀班は大きい。1225-20

ススキカザリバ ♂

2024・9・18 新城市稲木(83m)

食餌・ススキ

 基方の地色は若干だがオリーブ色がかりやや淡い。基方の3本線は前縁側はやや長く、残りは短い。尾状突起から繋がる翅端縦線は翅頂まで続く。♀ではこれが途切れる。設楽町で記録されている 1225-40

カリヤスモドキカザリバ ?

2024・8・15 田原市中山町(4m)

食餌・カリヤスモドキ

 

カザリバ本の絵合わせで最も近いと思われたのがこの名前。基方の短線は前縁側のものだけがやや長く、わずかに湾曲する。先端に向かう白条は鮮明。1225-33

ススキキオビカザリバ

2017・6・9 豊川市平尾町(65m)

食餌・ススキ

 

オリーブがかった地色の代表種。基部寄りの横線は細く、中央の線に対し後縁寄りの短線はわずかに傾斜する程度。愛知県の記録は少ない

1215

ウスキモンカザリバ

2020・8・10 豊橋市牛川(5m)

食餌・ムラサキオバナ 他

 

前種によく似た色彩。基部寄りの横線はやや太く、後縁寄りの短線は角度が付く。外側の白条は翅頂に届く。

1225-21

トダシバカザリバ

2024・8・31 豊川市平尾町(64m)

食餌・トダシバ

 

基部寄りの細条は中央と後縁寄りの線がほぼ同じ長さ。

 

1225-6

オオウスオビカザリバ

2017・8・5 豊川市旗頭山(55m)

食餌・ススキ スズメノヒエの仲間

 

黄橙斑は内側の銀帯を越えて基方に大きく広がる。翅頂への白条は外側銀帯から少し先で太い帯となる。

1225-5

マダケカザリバ

2020・6・25 豊川市千両町(150m)

食餌・ササ タケ類

 

中央の淡黄色紋は近縁他種より赤みが少ない。ウスイロカザリバに似るがやや小型で銀白色の細条は翅頂に達する。愛知県の記録は不明

1225

アシブサトガリホソガ

2024・5・24 蒲郡市五井町(290m)

食餌・

 

頭部は乳白色、中胸背は白色で太い黒色の中央縦線がある。

 

やや普通に見られる。

1214

ベニモントガリホソガ

2020・6・8 豊川市曙地区(20m)

食餌・おそらく種々の植物に寄生

 

前翅基半部に赤と銀色の網目状模様があり独特。

普通種

1226

オオツマキトガリホソガ

2020・6・25 豊川市千両町(150m)

食餌・エンジュ

 

前翅前縁基半部はチョコレート色で、後縁基半部は頭部から続く灰白色。外半部は後縁に銀点を配した淡黄色。県内の記録は不明

1227-2

マダラトガリホソガ

2023・9・30 新城市富岡(130m)

食餌・カキやワタの被害果 他

 

後角から翅頂にいたるY字型の白線が特徴とされる。

 

比較的普通のようだ。

1231

タテスジトガリホソガ

2023・8・17豊根村坂宇場(990m)

食餌・

 

一部のツツミノガに似た配色だが、胸部背面が白色で肩板が褐色なので見分けやすい。

記録は少なめだが2023年は多かった。1230

セジロトガリホソガ

2017・8・16 豊川市宮路山(270m)

食餌・枯葉

 

黒褐色の地色で後縁は淡黄土色。

前縁基部から2/3に不鮮明な淡黄土色斑がある。

普通種。

1228

クロギンスジトガリホソガ

2018・7・14豊根村坂宇場(1150m)

食餌・

 

ギンスジトガリホソガ(未)に似るが4つの白紋以外の小白点を欠く。

記録は少なめ。

1229-2

コブヒゲトガリホソガ

2024・7・12 蒲郡市五井町(290m)

食餌・

 

旧名フサヒゲトガリホソガ。前種に似るが、♂触角基部が太いく前縁の白点は1つのみ

愛知県の記録はよく分からない

1229-3

ヨツモンホソマルハキバガ

2024・7・12 蒲郡市五井町(290m)

食餌・

 マルハキバガの名が付くが、カザリバガ科に分類される。

頭部は乳白色で、基部寄りに太めの白い帯、外側に3対の白紋がある。

記録は少ない。

1155-2

キオビキバガ

2024・8・2 豊根村三沢(1050m)

食餌・コナラ属

 カザリバガ科

前翅は黒褐色で中央に淡黄色の太い帯がある。

やや少なめ

1155

ハリギリマイコガ

2020・6・19 豊川市千両町(150m)

食餌・ハリギリ

 マイコガ科

静止形が立体的な三角形という特徴的な種。前翅先端を山折りして丸め込む。全体的に金属光沢を持ち、頭部・胸部及び前翅基部は緑色を帯びる。県内の記録は不明 1037

ズグロコブカザリバ

2023・6・17 豊川市東上(110m)

食餌・

 コブカザリバガ科

頭部・胸部は黒く、前翅は汚乳白色。前翅に3対の黒点を持ち、基方外側のものは大きめ。外縁付近は黒ずむ。愛知県の記録はそこそこある。1234-4

未同定1

2018・6・29 豊川市千両町(150m)

食餌・

 

かなり特徴的な斑紋をしている。

低山地中心に比較的見られる。