ミカドマダラメイガ
2020・6・19 豊川市千両町(120m)
食餌・ネズミモチ
大型のマダラメイガで、白い内横線はやや外方に傾斜し、前縁部の外側、後縁部の内側は幅広く黒色帯で縁取られる。各地にいたって普通に見られる。 1942
ヤマトマダラメイガ
2020・6・25 豊川市千両町(250m)
食餌・
静止状態で外側に湾曲する内横線の内側中央部が、幅広く淡黒色帯となる。外方半分は淡灰褐色で、亜外縁線中心に暗褐色のまだら帯となる。大型で普通に見られる。
1944
フタグロマダラメイガ
2018・5・18 新城市富岡(120m)
食餌・ツルウメモドキ
白い内横線は外方に弱く湾曲傾斜するが、中室下でやや外方に突出し後縁近くでやや強く外方に傾く。内横線内側後縁部はくさび状に黒く、外側の前縁部は黒でぼかされる。
県内では普通に見られる。1983
コフタグロマダラメイガ
2018・7・14豊根村坂宇場(1150m)
食餌・ツルウメモドキ
前種に似るが内横線はゆるやかに湾曲し、外方に突出することは無い。
愛知県の記録は前種と同様に普通に見られる。
1984
オオフタグロマダラメイガ?
2017・7・15 豊川市千両町(95m)
食餌・
フタグロマダラメイガに酷似する。内横線の中室下での外方への突出が強く、内横線と亜外縁線の間隔が後縁側であまり接近しない。
1985
カラマツマダラメイガ
2024・6・1 豊根村三沢(1050m)
食餌・カラマツ ミズナラ 他
内横線は白く外側に直線状に斜し、その外側はぼかしたような黒色で縁取られる。両横線の間は弱い霜降り状となる。愛知県の記録はやや少なめ。 2003
スジコナマダラメイガ
2024・6・4 豊川市曙地区(20m)
食餌・貯蔵穀物類 ハチの巣
内横線は強い鋸歯状。亜外縁線も前縁下で大きく内側に斜行するのが特徴。
近年減っている蛾で愛知県の記録は不明 1931
トビスジマダラメイガ
2018・8・3豊根村坂宇場(1150m)
食餌・
横線は太く明瞭でやや外方に直線状に傾斜しその外側はぼかしたように広く黒色となる。大きさには個体差がある。
愛知県の記録はやや少なめ
1924
マルモンマダラメイガ
2024・5・18 豊根村三沢(1050m)
食餌・
内横線内側の後縁付近と翅頂手前に黒丸紋があり、似た種類はいない。
愛知県の記録は少ない
2012
ハイイロシロスジマダラメイガ
2024・8・9 豊根村三沢(1050m)
食餌・
内横線内側の黒帯が前縁から後縁まで太い。亜外縁線外側は均一の色調。
愛知県の記録は少なめ
2005-2
ウスジロフタスジマダラメイガ
2024・8・13 豊根村三沢(950m)
食餌・
黒い内横線は二重で、外側の方が鮮明。亜外縁線は黒で複雑な波線を描き、外方は淡色で縁取られる。
愛知県の記録は見当たらない
1959
ツツマダラメイガ
2020・8・21 設楽町田峯(620m)
食餌・オオヤマザクラ ウメ 他
内横線の外側、前縁部に大きめの黒い三角斑が現れる。静止状態での中央と胸部付近は暗黄色となる。淡色部にある横脈2紋は黒小点で明瞭。やや少なめな普通種。
1961
マエジロクロマダラメイガ
2023・8・11豊根村坂宇場(1220m)
食餌・クロマツ
前翅は黒褐色で前縁部は三角状に白色。内横線と亜外縁線は白色。内横線は外方に傾斜しその両側は帯状に黒い。横脈には黒い短条斑。
記録はやや少なめ
1914
マエジロギンマダラメイガ
2018・7・12 新城市作手(580m)
食餌・
前翅の地色は灰黒褐色。前縁部は広く霜降り状。内横線外側に前縁部の除き、大きめの黒紋を現す。横脈の2つの黒点は明瞭。
県内の記録はやや普通くらい
1981
フタシロテンホソマダラメイガ
2017・8・17豊川市本宮山頂(750m)
食餌・ヌルデの虫こぶのアブラムシ
地色は黒褐色で前縁部は横脈上から亜外縁線付近まで白い。静止状態では中央に白色の短条が目立つ。
比較的普通に見られる
1915
シロスジクロマダラメイガ
2022・6・18 設楽町裏谷(920m)
食餌・
♂の触角は基部寄りで大きく膨らむ。前翅は墨色で灰色みを帯びる。亜外縁線は灰白色でやや波状をなす。内横線は後縁付近で白く目立つ。愛知県の記録はやや少ない。
1989
ウスモンマダラメイガ
2024・7・26 豊根村三沢(1050m)
食餌・シナノキ
前翅は暗黒褐色で両横線はやや不鮮明。内横線は外方に傾斜し、やや波状。横脈紋は短条。亜外縁線は後縁部で外方に向く。
1989-3
フタモンマダラメイガ
2024・7・23 豊川市曙地区(20m)
食餌・果樹の害虫として知られる
地色は黒褐色。静止状態で間隔の狭い2本の白い短条が目立つ。よく似たフタスジクロマダラメイガは後縁での両横線の間隔が広い。低地での記録が多め 1917
ウスオビクロマダラメイガ
2018・8・18 豊川市千両町(150m)
食餌・
前翅は黒褐色~灰黒褐色で、灰褐色鱗を散布する。内横線は細く淡色でその外側の黒色帯が目立つ。
愛知県の記録は普通。
1916
サンカクマダラメイガ
2018・8・13 新城市作手(500m)
食餌・
白い内横線と亜外縁線の間隔が、後縁で狭まり三角斑のようにも見える。
愛知県の記録は多いが、そんなには見ない印象。 1921
シロマダラメイガ
2018・9・1豊根村坂宇場(1150m)
食餌・
地色は白灰色で基部は多少濃い。白い内横線はやや太く外側の前縁部分と内側の後縁が太く濃くなる。
愛知県の記録は少なめ
1921
イノウエマエジロマダラメイガ
2018・8・31 豊川市千両町(150m)
食餌・
マエジロ系で細く白い直線的な亜外縁線以外は横脈紋のみが目立つ。
愛知県の記録はやや少なめ
1915-2
マエジロホソマダラメイガ
2017・8・13 新城市作手(500m)
食餌・オカオグルマ
地色は灰褐色で、前縁は基部から外縁までやや広く白色味を帯びる。内横線は黒点状、横脈紋は2黒点があるが、上方の点は消失気味。
普通に見られる。 1925
マルバスジマダラメイガ
2017・5・4 豊川市東上(110m)
食餌・
独特の前翅をしていて、翅脈に沿って輪郭のはっきりしない3本の黒褐色の縦条紋がある。
愛知県の記録はやや少なめ
1949
クシヒゲマダラメイガ ♀
2017・8・19豊川市本宮山頂(750m)
食餌・ホウオウボク ハマナタマメ
♂の触角は櫛歯状。中脚の腿節に毛束がある。両横線は大きな鋸歯状。
普通種だがやや少なめくらい
1953
シモフリマダラメイガ
2020・5・15 設楽町三都橋(620m)
食餌・
前翅は黒褐色で、内横線も亜外縁線も持たない個体が多いが、やや淡色の個体は確認出来るものもある。
県内の記録は不明
1992
マエナミマダラメイガ
2018・8・4 設楽町裏谷(900m)
食餌・
内横線?は開合部のみの短条。外側に淡い黒帯を配し、後縁は全体に赤みの強い個体も多いがこの個体は比較的黒っぽい。県内ではやや少なめ
1938
オオクロモンマダラメイガ
2024・7・13 豊根村三沢(1050m)
食餌・
前種に似るがやや大きく、前翅後縁はより赤みを帯び横脈紋は良く目立つ。
愛知県の記録は不明
1947
未同定2マダラメイガ
2018・6・29 豊川市千両町(150m)
食餌・
前種と同様に黒帯があるが、その両側は幅広く銀色。頭部~胸部は漆黒。