ツマグロフトメイガ
2020・6・6 豊川市平尾町(65m)
食餌・クヌギ コナラ クリ 他
前翅は薄く緑がかった白色で外縁部は広く黒い。小さめの種類。
愛知県の記録はやや少なめくらい
1848
クロモンフトメイガ
2024・6・8 豊川市平尾町(64m)
食餌・ヌルデ
前翅の翅頂を中心とした部分が濃色となる。基方は広く灰白色。中央部に鳶色の鱗粉を薄く散らすが、緑青の鱗粉を散らす個体もいる。各地で普通に見られるようだ 1865
ナカトビフトメイガ
2024・7・12 蒲郡市五井町(290m)
食餌・クヌギ コナラ クリ 他
静止時に中央に褐色鱗を塗された大きなぼやけた紋が現れる。外横線は鋸歯状で外側に湾曲し、白く縁取られ前縁部でも鮮明。普通に見られる。 1868
ネグロフトメイガ
2024・6・29 豊根村三沢(1050m)
食餌・オニグルミ
かなり小型で前翅基部は黒く、中ほどは白く外寄りは黒褐色鱗を多く散らす。愛知県で記録の無いミドリネグロフトメイガは外方が淡い。
やや少なめくらい 1849
クロバネフトメイガ
2021・7・9新城市七郷一色(250m)
食餌・
キイフトメイガにやや似るが、前翅基部や前縁はより淡色。その他の部分は暗色味が強い。
愛知県の記録は少ない
1851-2
キイフトメイガ
2020・8・13豊根村坂宇場(1150m)
食餌・コナラ クヌギ アベマキ
前翅の地色は草緑色で外縁部は黒褐色。外横線内側の後縁部は広く黒褐色を帯びる。
愛知県の記録はやや少なめ。
1850
キイフトメイガ
2024・7・19 豊根村三沢(1050m)
食餌・コナラ クヌギ アベマキ
緑味が強い個体。同様に外横線内側に濃色部が広がる。
1850
コネアオフトメイガ
2024・7・8 豊川市曙地区(20m)
食餌・
地色は灰白色で基部は黒ずむ。横脈紋と内横線付近にある黒斑二つはよく目立つ。
記録はやや少なめな普通種くらい
1851
クロフトメイガ
2018・8・11豊根村坂宇場(1150m)
食餌・クヌギ ヤマウルシ 他
地色は白~苔緑色まで個体差は大きい。また外横線の外側も黒~赤褐色まであるようだ。横脈上と中室内と2つの黒斑が並ぶ。
愛知県の記録は少なめで山地に多い
1856
ナカジロフトメイガ
2017・8・17豊川市本宮山頂(750m)
食餌・
前翅の内外横線の間は純白、内横線の後縁部に明瞭な黒斑がある。外横線の外側は広く暗褐色。
県内の記録は普通。
1860
ネアオフトメイガ
2017・7・22 豊川市千両町(120m)
食餌・カシワ
小型で内外横線の間は白みを帯びる個体が多い。外横線は中央でやや強く外側へ突出する。前縁が横線の位置でくびれる個体をよく見かける。
普通に見られる。1866
ネアオフトメイガ
2018・6・29 豊川市千両町(150m)
食餌・カシワ
同じネアオフトメイガだが、少し雰囲気が違う個体。大きさ、外横線の屈曲は同様。
1866
ネアオフトメイガ
2020・6・6 豊川市平尾町(65m)
食餌・カシワ
黒と白のまだらの個体。このような配色の個体はネアオフトメイガに多く見られる。
1866
ハスジフトメイガ
2017・7・15 豊川市千両町(95m)
食餌め
地色は暗灰褐色で白色鱗を散布し、内外横線は太目。外横線はM2で外方に突出、その外側は灰白色で狭く縁取られる。横脈紋の外側には白色斑がある。記録はやや少なめ。
1861
アオフトメイガ
2018・8・16 田原市初立(28m)
食餌・クスノキ タブノキ 他
外縁部の真ん中付近が淡色となる。内外横線は細い黒だが、その外側が広めの淡色帯で縁取られる。横脈紋は黒く明瞭。やや普通に見られる
1867
ナカアオフトメイガ
2018・6・16 豊川市平尾町(65m)
食餌・クヌギ クリ バラ 他
全体的に暗色で内外横線の間は暗緑色を帯びる個体が多い。ウスグロフトメイガに似た色合いだが外横線後縁寄りは内側に切れ込まない。
愛知県の記録は多め
1853
ナカアオフトメイガ
2024・7・26 豊根村三沢(1050m)
食う・クヌギ クリ バラ 他
横線間が白い個体はオオフトメイガに似るが、外横線の外側は赤みを帯びない。
1853
オオフトメイガ
2024・7・12 蒲郡市五井町(290m)
食餌・
前翅の内外横線の間は白色で黒色鱗を散布する。その外側は赤褐色が普通。内横線は直線的で、外横線の前縁付近は特に太い。本種の後翅には横脈紋が目立つ。やや少なめな普通種くらいか。1852
ミドリフトメイガ
2017・8・17豊川市本宮山頂(750m)
食餌・クヌギ
前翅全体が緑色で黒色鱗を散布する。
愛知県の記録はやや少なめ
1869
トサカフトメイガ
2020・8・29 設楽町田峯(620m)
食餌・ヌルデ ハゼノキ 他
大型のフトメイガで頭部、前翅基部が鳶色で静止時に円形に見える。そのすぐ外側を沿う形で黒い細い線がある。普通種。
1863
アカオビフトメイガ
2024・8・3 蒲郡市五井町(290m)
食餌・
かなり小型で内外横線の間が広く赤褐色。
愛知県の記録は少ないが、近年は増加傾向にある
1851-3
ナカムラサキフトメイガ
2020・6・6 豊川市平尾町(65m)
食餌・カシワの枯葉 他
派手な色彩のフトメイガで似た種はいない。翅を開いてとまることも多く、その姿はシマメイガを連想する
県内の記録は多め。
1864
未同定1フトメイガ
2018・8・14豊根村坂宇場(1150m)
食餌・
何色かの鱗粉が入り混じっているような色調。内外横線はとても太い。
ツヅリガ亜科
ハチノスツヅリガ
2023・9・24 豊川市曙地区(20m)
食餌・ミツバチの巣 毛皮 羊毛
ずんぐりした静止形の茶褐色の蛾。アシブトヒメハマキに似た雰囲気を持っている。
愛知県の記録はやや少ない。
1832
ウスグロツヅリガ
2020・6・19 豊川市千両町(150m)
食餌・ミツバチの巣
前翅は淡黒褐色~黄黒褐色で、外横線は外側に湾曲した黒褐色帯だがあまり目立たない。顔面から頭頂は淡黄色。コハチノスツヅリガは全体に淡色で横線を持たない。本種の記録はやや少ない。1833
フタテンツヅリガ
2024・10・14豊川市千両町(100m)
食餌・タンポポ類 アズキ 他
頭部は暗灰色でラビアル・パルプスは黒褐色。前翅は淡灰黒色だが暗色の個体も現れる。横脈上の黒点は大きく、中室内の小点は消失することもある。記録は少ない 1839
キイロツヅリガ♂
2022・8・19 設楽町裏谷(920m)
食餌・ウニヤバネゴケ 他
♂の前翅地色はほぼ黄白色で、淡褐色の横線を持つ。内横線は波状、外横線は中央で外方に突出する。
愛知県の記録はやや少なめ
1837
キイロツヅリガ♀
2015・7・24 豊川市千両町(120m)
食餌・モエギコミミゴケ 他
♀は♂より大きく通常は暗黄色。中横線は太目で外横線は中央で外側に突出する。中室内の褐色斑紋は大きめ
愛知県の記録はやや少なめ
1837
クロモンツヅリガ ♂
2017・9・2 豊川市東上(110m)
食餌・ランプータン(海外知見)
キイロツヅリガの♂に似るが外横線は外側に突き出ず外縁とほぼ平行。
内横線は中室下で外方に角張る。
愛知県の記録は少ない
1840
クロモンツヅリガ ♀
2024・5・24 蒲郡市五井町(290m)
食餌・ランプータン(海外知見)
♀は暗褐色で黄色い縁毛が目立つ。
1840
オオツヅリガ
2018・6・16 豊川市平尾町(65m)
食餌・アオギヌゴケ(海外知見)
ツトガ亜科のような顔をしたツヅリガ。内外横線の間は濃色だが、これには個体差がある。中室内と横脈上に黒褐色の環状紋がある。
愛知県の記録は少ない
1838
アカフツヅリガ♂
2018・6・23 新城市富岡(120m)
食餌・モモ イチゴ シバ 他
♂は前縁が赤みがかり他の部分は黒色鱗を散布した白灰色。♀は全体に暗色を帯びる。
愛知県の記録はやや普通くらい
1842
マエグロツヅリガ
2018・7・14豊根村坂宇場(1150m)
食餌・
亜外縁線の内側、前縁近くの黒斑が目立つ。
愛知県の記録は少なめ
1835
フタスジツヅリガ
2021・7・16設楽町三都橋(750m)
食餌・
亜外縁線のやや前縁寄りに赤褐色の帯状斑がある。
やや普通くらい
1836