この系統は外見のみでの同定が難しいものが多く、正確性に不安ありです。

キバラノメイガ

2017・5・18 豊川市足山田(70m)

食餌・クズ

 

ノメイガの中では最大級の大きさ。翅表はほぼ一面の黒褐色で肢と腹が黄色い。市内ではそれほど見ないが普通種とされる。

1613

ウグイスノメイガ

2017・5・31 豊川市曙地区(20m)

食餌・ヌルデ イイギリ

 

キバラノメイガに似るが外横線の曲がりは緩やかで少し小さい。

愛知県の記録は少なめ。

1638

シロアシクロノメイガ?

2017・5・20 豊川市千両町(95m)

食餌・

 

比較的大型の暗色系のノメイガ。

胴体には各節毎に銀色の細線が目立つ。より翅頂が尖るトガリシロアシクロノメイガは愛知県では未記録?

1609

ヤマトシロアシクロノメイガ?

2017・8・17豊川市本宮山頂(750m)

食餌・

 

前種に似るが開長24㍉以下とはるかに小型。ごく弱い紫色の光沢があるという。

愛知県の記録は少ない。

1609-2

ヒロバウスグロノメイガ

2017・9・1 豊川市宮路山(275m)

食餌・スダジイ

 

黄土色味が強く翅の幅が明らかに広い。尾の先端が黒ずむ。普通種。

 

1713

ヒメクロミスジノメイガ

2017・9・2 豊川市東上(110m)

食餌・ヌスビトハギ ツルマメ

 地色はごく淡い黒褐色で艶っぽい。外縁部はやや濃色。各横線は明瞭で、内横線と横脈紋の間に1小黒点がある。胴体の各節の銀輪は明瞭。県内の記録はやや普通くらいか。1610

イノモトソウノメイガ

2015・8・14 豊川市千両町(120m)

食餌・シダ類の一部

 

前種やケナシチビクロノメイガに似るが、外横線はCuA2まで直線的。

県内の記録は少ないが、豊川市(旧音羽町)で確認されている。

1704

マエキノメイガ

2015・8・7 豊川市上長山(94m)

食餌・ミゾソバ イノコヅチ類

 

外横線は前後翅ともコの字に曲がり、その外側は淡色。横脈紋の内側に黒点がある。

愛知県の記録は多い。

1701

ケナガチビクロノメイガ

2017・8・25 豊川市平尾町(65m)

食餌・ワラビ イノデ 他

 外横線はM1で外に張り出し、外側はやや不明瞭だが淡色となる。ケナシチビクロノメイガに似るが、♂触角の各節に小突起を有する。県内の記録は少なめ。

1702

クロミスジノメイガ

2015・9・4 豊川市上長山(94m)

食餌・不明

 

前種より大きめで艶が無く、外横線や横脈紋は太くぼやける。胴の各節の銀輪は無い。下を向くと首回りが淡色に見える。記録は多め。

1612

ウスオビクロノメイガ?

2017・6・9 豊川市平尾町(65m)

食餌・

 

外横線はM2までほぼ直線状。横脈紋は短条で内横線との間に濃小点がある。

比較的普通種とされている、

1707

クロオビクロノメイガ?

2015・9・22 豊川市曙地区(20m)

食餌・イネ科の一種

ケナシクロオビクロノメイガに酷似する。外横線は弱く鋸歯状をなし、M1からCuA2まで強く外側に湾曲した後内側に走る。外横線の外側はわずかに淡色。愛知県の記録は少なめ。1699

オオツチイロノメイガ

2017・6・17 豊川市東上(110m)

食餌・不明

 4種いるツチイロ系では最も大型で地色は濃い。外横線の外側はやや淡色となる。前翅が細長く、CuA2までの鋸歯は弱め。

愛知県の記録はやや普通くらいか。

1644

ツチイロノメイガ

2017・8・16 豊川市宮路山(270m)

食餌・ツタ イヌハッカ

 外横線は細かい鋸歯状をなしCuA2まで緩やかに外方に湾曲する。この仲間の特徴の中室内小点と横脈小環状紋の間の淡黄色斑は不明瞭。

県内の記録はやや普通。

1643

コツチイロノメイガ

2017・9・9 豊川市平尾町(65m)

食餌・ツタ キヅタ

 

前種に似るが外横線前半部はほぼ直線状。

愛知県の記録は不明

1645-2

ホソオビツチイロノメイガ

2024・6・7 蒲郡市五井町(290m)

食餌・ブドウ エビヅル

 

前3種に似るが前後翅の外横線が細く、中室内の淡黄色紋が明瞭。

愛知県の記録は少なめ。

1645

ウスオビクロチビノメイガ

2017・5・19 豊川市萩地区(150m)

食餌・不明

 

小さな黒っぽいノメイガで白い縁毛が目立つ。この縁毛は翅頂部で少し黒くなる。

愛知県の記録は少ない。

1785

トモンノメイガ

2018・9・1豊根村坂宇場(1150m)

食餌・不明

前種より更に少し小さい。縁毛の感じも前種に似るが、翅は更に濃く黒紫に見えることもある。

記録は普通にあるが、自分が見る機会は少ない。

1787

ヘリジロカラスニセノメイガ

2022・5・20 設楽町田峯(620m)

食餌・

 

前種に似るが無紋。黒褐色の前後翅は光沢がある。縁毛は基半部が淡褐色で外半は白い。

愛知県の記録は少ない。

1526

アカウスグロノメイガ ♂

2017・7・21 豊川市千両町(120m)

食餌・不明

 

外横線はゆるやかに湾曲、横脈上の暗色紋の内側の淡紋はやや不明瞭。♂の後翅後縁部が袋状になる。

 

1696-2

シロテンウスグロノメイガ ♀

2015・7・24 豊川市千両町(120m)

食餌・不明

 

この仲間では最も地色が濃く、横脈上の紋の外側の淡色紋は目立ちその部分が凹む。♀の外横線は直線に近い。

1696

ヒメアカウスグロノメイガ?♀

2015・8・9 新城市作手(550m)

食餌・

 

前種に似るがやや赤みがかる。♀の外横線は直線的だが、前縁下で外側に角張る。

1696-3

 

 

モンウスグロノメイガ ♂

2017・5・11 豊川市足山田(70m)

食餌・不明

 

この仲間で最も地色が淡い。外横線は前縁の近くで角度がつく。白い淡色紋は不明瞭。

1697

オオウスグロノメイガ? ♀

2015・6・22 豊川市御津山(90m)

食餌・不明

 

この仲間で一番大型で、外横線は濃く太め。淡色紋は無い。♂には尾の先に白い毛束がある。

1698

 

未同定2ノメイガ

2018・5・18 新城市富岡(120m)

食餌・

 

淡黄色と灰褐色のノメイガで、縁毛がまだら

ウコンノメイガにしては濃色で、横線が目立たなすぎる気がする

未撮影の愛知県で記録のある暗色地に濃色線のノメイガ

 

ヘリジロカラスニセノメイガ トモンノメイガ似で縁毛の内側が濃色 少なめ

ヒメヨツモンヒナタメイガ 静止時はトモンや前種に似る 少なめ

トガリシロアシクロノメイガ 翅頂がやや突き出る  少ない

マエウスキノメイガ ヒメクロミスジノメイガ等に似る 普通

ケナシクロオビクロノメイガ クロオビクロノメイガ似でより濃色 稀

ケナシチビクロノメイガ ケナガチビに似るが触角に突起は無く大きめ 少

ウスマルモンノメイガ 外横線は強い鋸歯状をなし横脈紋は環状 やや少なめ

チビマルモンノメイガ 前種に似るが小型で黄色味を帯びる 少ない